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ビジュアルブック「盛岡という星で」第3弾来月発刊

盛岡という星で

 盛岡市の関係人口を考える「盛岡という星で」プロジェクトが発行するビジュアルブックの3冊目が3月に発刊される。思い出を懐かしみ、観光地ではないけれど地元の人なら知っている場所に共感できる冊子。クリエイティブディレクター・アートディレクターの清水真介さん(38)、デザイナーの伊瀬谷美貴さん(36)を中心としたチームで制作を手掛けている。盛岡市が2018年から取り組んでいるプロジェクトの一環として始まり、これまでの2冊は同プロジェクトが運営するSNS投稿の再編集をメインとしながら、東京などで活動する盛岡コミュニティなども紹介している。今回は、漫画家の森優さん(23)の書き下ろし漫画24ページを収録し、全体としても12ページ増の76ページと盛りだくさん。特別な1冊に仕上がった本への思いを3人に聞いた。

盛岡好きが集まる遊具のある広場 清水真介さん

清水真介さん

 このプロジェクトでは盛岡で暮らす毎日を、これまでにない視点で表現したいと思っています。プロジェクト全体を凝縮したビジュアルブックは、個々の生活感や性格を生かした一冊に仕上げたいと考えディレクションを行いました。盛岡のことが気になる人たちが集まる“遊具のある広場”のような存在になることを目指しています。さらに、盛岡がクリエイターにとって創作意欲が湧く街になれば、魅力の向上につながると思いますし、このプロジェクト自体が若いクリエイターが育つ場になることを期待しています。

紙ならではの良さを 伊瀬谷美貴さん

伊瀬谷美貴さん

 大学進学で初めて盛岡を訪れた時、何となく「この街が好きだ」と感じました。本の制作に当たり盛岡の魅力を押しつけるのではなく「何も知らない人でも純粋に楽しめるものにしたい」という思いがあります。

 このビジュアルブックは、既に完成しているSNSのコンテンツを紙媒体として再編集していますが、動画を静止画で表現したり、配置や組み合わせ、色の展開を変えたりして、飽きさせないように作りました。

 普段盛岡で暮らす人たちの「ありのまま」を表現することを大切に進んできたプロジェクトですが、何気なく見ているSNS投稿をビジュアルブックとして編集した際に、新しい気付きがあったり、「あ!これ知ってる」という反応があったりする瞬間が本当に面白いですね。

日常の悲しみ寄り添う 森優さん

森優さん

 「盛岡という星で」の企画で漫画を制作する際には、盛岡らしさを無理に表現しようとはせず、多くの人が経験している何気ない「日常」や「生活」を描くことを心掛けています。

 第3弾のビジュアルブックでは長編の描き下ろし漫画を担当しました。生活の中の小さな悲しみや違和感から、目を背けることもできるけど、それを抱えて愛おしむ人たちを描いた作品になっています。生活する環境によって感じることは人それぞれです。そんな人のそばにそっと寄り添える物語になっていると思います。

本

「盛岡という星で」の2冊目撮影 吉田健太郎

■「盛岡という星で」3冊目の申し込みは、2月27日から3月19日まで(先着1,000人/定員に達した場合は抽選)。

■「盛岡の今」や、プロジェクトの概要は特設ウェブサイト、SNS公式アカウントで

「盛岡という星で」https://planetmorioka.jp/