トレンドに流されない洋服好きな大人のためのアルスターコート

 クラシックな服づくりの技術を継承し、高級紳士服を世界へ発信している二戸市の二戸サントップ(矢野洋一専務取締役兼工場長)は、国内外のさまざまなブランドのメンズスーツやジャケット、コートなどのドレスアイテムを手掛ける縫製企業です。

 その実績を生かし、初めて独自ブランド「Madeni(マデニ)」を立ち上げました。今回開発した「アルスターコート」はクラシックな型の一つで、広めの襟とバックベルトが特徴的なダブルのコート。トレンドに流されず、ドレスアップからスポーティーなコーディネートまで幅広いシーンで楽しむことができます。

無染色キャメル100%ならではの光沢と風合い

 素材は、適度な重量とハリとコシがある無染色のキャメル100%。高品質の原毛であるからこそ表現できる独特の色合いと光沢を持ち合わせた素材です。コートの構造は3層毛芯を使用し、肩まわりの保形性を考慮した仕立てになっています。

 徹底した手作業にこだわり、襟は一枚の布で作り上げています。さらに高度なテクニックが必要とされる「くせとり」という技術を取り入れ、首筋のラインに合うように、アイロンで生地を伸縮させて立体感を出しています。ポケットのデザインも、アイロン工程に時間を掛けてシルエットに合わせた曲線に仕上げています。そのほか、カフスやバックプリーツなど、特徴的なディテールでアルスターコートを演出しています。

 4サイズのゲージサンプルからお客さまの好みのサイズにアレンジも可能です。素材はキャメルのほか、オプションでグレー、ネイビー、ブラウンのウール素材からも選択できます。ボタンは水牛のほか、二戸市の漆製品展示販売施設・滴生舎の協力で、漆塗りのボタン3色も用意。加藤正行技術部長は「職人が見えないところに込めたこだわりの“味付け”を感じてほしい」と思いを込めました。

社内公募で決めたブランド名で社員の士気もアップ

 生産現場では、これまで培ってきた技術力を集約し、自社企画製品を作ったことで、従業員のモチベーションが上がったといいます。ブランドの名前を決める際に行った社内公募では、50以上の応募があり、職場が活気づきました。

 加藤さんは「安価な商品ではないが、洋服好きの大人が長く着ることができる商品になった。工業生産の精度と、手仕事の味を兼ね備えた技術力が弊社の強み。二戸市にこういった生産工場があることを伝えていきたい」と話しています。

㈱二戸サントップ(二戸市) https://ninohe-suntop.co.jp/

商品詳細

アルスターコート

カラー
キャメル
サイズ
46、48、50、52
性別タイプ
メンズ
素 材
表地:キャメル100%
裏地:キュプラ100%