歓喜の歌、高らかに 釜石「第九」、文化拠点開館祝う


 第40回かまいしの第九(実行委主催)は10日、釜石市大町の市民ホール「TETTO(テット)」でこけら落とし公演として行われた。11日で東日本大震災から6年9カ月。200人を超える合唱愛好家や演奏家らが、8日開館した市民の文化芸術の新たな拠点で節目の「歓喜の歌」を響かせた。

 山崎真行さん(67)=同市小佐野町=の指揮で、ベートーベンの「交響曲第9番」を披露し、大ホール(838席)いっぱいに詰めかけた聴衆を魅了。甲子中(小林智校長、生徒164人)の全校生徒も校歌など2曲を合唱した。師走の被災地に響く壮大な演奏と力強い歌声にフィナーレでは拍手が鳴りやまなかった。

 「かまいしの第九」は1978年に市民文化会館の完成を記念し始まった。東日本大震災後は被災した同会館に代わり、釜石高体育館で開催した。

【写真=新ホールに壮大なハーモニーを響かせた出演者】

(2017/12/12)

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