嫁入り行列、まちに風情 岩泉、昭和初期の風習再現


 岩泉町の地域活性化団体つぴたあれいわいずみ実行委(八重樫康会長)は2日、同町中心部で昭和初期の嫁入り行列を再現した。ともに実行委のメンバーで、同町小本の岩泉高講師千葉遥香さん(30)と団体職員慎也さん(29)夫妻が商店街などを歩き、沿道の住民から祝福を受けた。実行委は映像を記録し、貴重な伝統文化を次代につなげていく考えだ。

 遥香さんは、子どもたちの「雄蝶雌蝶(おちょうめちょう)」からお神酒をつがれる儀式の後、「横屋手しごとや」を出発。提灯(ちょうちん)持ちや仲人、たんす持ちら約20人と歩き、途中から慎也さんも合流し「つぴたあれ流」の嫁入り行列を実現した。

 最終地点の「あっけら館」では祝宴が催され、県の食の匠(たくみ)に認定されている辺見むつ子さん(69)=同町門=が、合併前の旧岩泉町の祝い膳を再現した。

 2人は2016年1月に結婚しており、慎也さんは「町の皆さんにお祝いしてもらいうれしい。みんなの力で再現できた」と感謝。遥香さんは「教え子も来ていたので、伝統を次の世代に残すという意味で良かった」と重責を果たし、ほっとした様子だった。

【写真=「つぴたあれ流」の嫁入り行列をする千葉慎也さん(中央左)と遥香さん(中央)】

(2017/12/03)

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