曲水の宴、恵み願い「天」歌題に 平泉・毛越寺で28日


 平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)は28日午後1時から、第31回曲水(ごくすい)の宴(えん)を開く。「天変地異がなく、天の恵みで作物が豊作となり、全世界が平和で平等に暮らせるように」との願いを込め、今年の歌題は「天(てん)」とした。

 歌人は、岩手日報の文化面で「柳は萌(も)ゆる」を連載中の作家平谷美樹(ひらやよしき)さん(金ケ崎町在住)ら6人が務める。和歌を読み上げる披講は、宮中歌会始披講会の近衛忠大(このえただひろ)さんと久邇(くに)朝俊さん。十二単(ひとえ)を着る歌題披露は、奥州市胆沢区の団体職員で「美女旅×いわて」のモデルを務めた小野寺利菜さんが担当する。

 曲水の宴は、大泉が池に注ぐ遣水(やりみず)に杯を載せた羽觴(うしょう)と呼ばれる小舟を流し、歌人は手元に杯が流れてくるまでに和歌を詠む。参加者は十二単、衣冠、狩衣(かりぎぬ)を身に着け、平安のみやびな歌遊びを披露する。

(2017/05/19)

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