五葉山の避難小屋建て替え目指す 老朽化受け協議へ


 釜石、大船渡両市と住田町にまたがる五葉山(1351メートル)の避難小屋「石楠花(しゃくなげ)荘」の老朽化問題で、五葉山自然保護協議会会長を務める野田武則釜石市長は24日、年内の建て替えを目指す意向を示した。県と地元市町で対応を協議する。

 改築を目指し募金や署名活動を行っている、五葉山石楠花荘改修促進協議会の市川滋会長(69)らが同日釜石市役所を訪れ、同保護協議会長宛ての要望書を野田市長に提出。建設場所や使用する木材、ストーブやトイレの設置などの現状を踏まえ、登山者が快適に過ごし、長く利用できる小屋の建設を望んだ。

 同山荘は築28年で老朽化が進み、柱の腐食や土壌凍結による基礎の損傷などで放置すれば倒壊の恐れもあるため、改修と改築のいずれを行うか検討を重ねている。4月にも地元首長らが現地を視察し、野田市長は現場を確認した上で判断する考えだ。

 市の試算では、ヘリコプターによる資材運搬費がかさむため、費用は全面改築で数千万円規模になる。

(2017/02/25)

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