俳優の有村架純、中村倫也がW主演を務める、TBS系金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(毎週金曜 後10:00)の第5話では、隣家同士のトラブルを描く。自然豊かな町で悠々自適なセカンドライフをスタートさせたが、思わぬ悩みに直面するシニアを中村梅雀が演じる。

【写真】思わぬトラブルに…隣人を演じる風吹ジュン

 本作は、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様にスポットを当てる。それらのトラブルに向き合うのは、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。

 中村が本作で演じるのは、塩崎(おいでやす小田)の叔父・重野義行。69歳の重野は2年前に母親を亡くし、自然豊かな実家で一人暮らしをしていたのだが、ある時から隣家の木の枝が自分の敷地内に伸びてきて、毛虫が大量発生して悩まされている。甥の塩崎に相談したことをきっかけに潮法律事務所の助言をあおぐことに。控えめな性格で、物事を強く言うことができない人物だ。

<中村梅雀>
最初に脚本を読んだ時、登場人物のキャラの面白さ、西田征史さんらしい楽しい展開にニンマリしました。現代社会によくある、けっこう重い題材も含まれていますね。重野義行は小さな建設会社のエンジニアで、69歳のきょうまで独身でした。おとなしい性格で、ひたすら仕事一筋に真面目に生きてきました。自分自身の残り少ない人生に何を思ったか。この歳で味わうさまざまな初めての経験をどう受け止めたか。言葉少ない重野の内面の、凝縮された思い。とてもやり甲斐のある役だと思って演じました。