アメリカでキャラクターが誕生してから38年。コミック・ゲーム・テレビアニメそして映画シリーズと、さまざまなコンテンツを生み出してきた人気シリーズ「ミュータント・タートルズ」。“世界中で最も愛されるカメ”たちの新作映画が来年(2023年)、全世界で、もちろん日本でも公開されることが明らかになった。邦題は『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(原題:Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem)。

【写真あり】タイトル発表のために描かれたウォールアート

 アメリカでの公開日は、来年8月4日を予定。ちょうど1年前の現地時間8月4日、新作映画のプロデューサーで、ハリウッドの人気コメディ俳優でもあるセス・ローゲン(『カンフーパンダ』『ネイバーズ』『ライオンキング』ほか)が自身のTwitterアカウントでオリジナルタイトル&ロゴを発表。

 投稿された画像は、ニューヨーク市内某所に実際に描かれたウォールアートで。「ミュータント・タートルズ」シリーズの舞台であるニューヨーク市で仕掛けた粋な演出からも、同作への意気込みが感じられる。

 これまでに全世界170の国と地域かつ50言語で展開され、全世界での認知は93%に到達(※パラマウント・ピクチャーズ調べ)。さらに2010年代に公開されたマイケル・ベイ製作の実写版シリーズ(2014年公開『ミュータント・タートルズ』、16年公開『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』)を含めた、シリーズの映画全世界累計興収は12億ドル(約1620億円※1ドル=135円換算)を超える。

 日本でも90年代に映画、アニメシリーズやゲームが公開・発売されて以降、根強いファンベースを誇り、最近では、若年層にも人気のファッションブランドやセレクトショップなどとさまざまなコラボを展開すると、即完売する商品も多数あるほど。加えて主要コンソールでのクラシックゲーム発売、カプセルトイやフィギュアを中心としたコレクターズアイテムの発売などを通して、ポップカルチャーのアイコンとしての存在感を放っている。

 新作映画で“タートル・ファミリー”とタッグ組むのは、ハリウッドが誇る新進気鋭のクリエイターたち。セス・ローゲンと、共同プロデューサーであるエヴァン・ゴールドバーグは、スマッシュヒットした3DCGアニメーション作品『ソーセージ・パーティー』(16年)などを世に送り出しており、今回もワイガヤの楽しい作品に仕上がりそうだ。

 監督を務めるのは、「第49回アニー賞」で作品賞など最多8冠に輝き、「第94回アカデミー賞」長編アニメ映画賞にもノミネートされた『ミッチェル家とマシンの反乱』(2021年)で共同監督としてデビューを飾った新進気鋭のフィルムメーカー、ジェフ・ロウ。新たな感性で『ミュータント・タートルズ』を料理して、仕上げてくるに違いない。

 ローゲンは以前、インタビューで「子どものころからの生粋のタートルズファンとして、(英語オリジナルタイトルにも入っている)“ティーンエイジ(=10代)”という部分がなぜかずっと頭から離れなかったんだ。ティーンエイジ映画が大好きな人間として、またティーンエイジ映画をたくさん作ってきた人間として、タートルズのティーンエイジの要素を突き詰めて映画をつくるというアイデアにものすごくひかれてしまったんだ」と語っており、新作映画のティーンエイジ要素に期待が膨らむ。