関西のベテラン漫才師・海原はるか(74)、横山ひろし(75)、お笑いコンビ・チキチキジョニーが23日、大阪市内で行われた松竹芸能『SHISHOU FES(師匠フェス)』(8月6日、DAIHATSU 心斎橋角座)記者会見に出席。コンプライアンスが厳しくなる中、容姿いじりやどつき漫才などへの思いを語った。

【写真】元気な漫才を!意気込みを語った海原はるか

 はるかは、相方・海原かなたとのコンビ「海原はるか・かなた」で、自身の薄毛をネタにするのが十八番。若手芸人へのアドバイスとして「売れるためにはやめないこと、必死でやること。必死でやっていたら何かが見つかる」と呼びかけ、自身の薄毛ネタもそうした中でできたと説明。また、松竹芸能のベテラン芸人の面白さを「長い歩みが一つの個性になってきたんじゃないか」と語った。

 一方、コンプライアンスが厳しくなり、テレビなどでは体を張った笑いや容姿をいじることに懸念される時代に。さらに、髪の毛を相方・かなたが吹いてなびかせるネタは、新型コロナの飛まつ感染予防の観点からも難しくなり、試行錯誤してきた。はるかは「(コロナで)今はまだやっていない」と言い、「世間がOKになったらやらせていただきたい。楽しいんです。吹かれてる喜び!」とにっこり。

 ネタの中には薄毛を直接的にからかうワードは登場せず、あくまでやさしい漫才。はるかは「かわいいおじいちゃんが目標。ギャップで笑っていただけたら」とアピールしする。また、チキチキジョニーの石原祐美子が女性コンビの立場から「ブスが劣っているという考えはない。個性の一つやと思う」と言えば、相方の岩視真利は「逆手にとって面白くしていければ」と話した。

 「横山たかし・ひろし」で強烈なツッコミを見せ、現在は妻の春けいことコンビ「横山ひろし・春けいこ」を組むひろしは「やりにくくなったですね」と漏らし、先日も注射器が登場するネタがテレビ披露時には端折られたことを明かしていた。

 『SHISHOU FES(師匠フェス)』は、松竹芸能の師匠クラス9組がずらりとそろうイベント。合計年齢は約900歳にもなる。ジム通いを続けるはるかは「とにかく元気な漫才を届けたい」と張り切り、ひろしは「(横山ひろし・春けいこで)M-1にもまだ出られます」と若々しく語った。