NHKは10日、俳優の浜辺美波(21)が2023年度前期の連続テレビ小説『らんまん』(108作)でヒロインを務めると発表した。主演・神木隆之介(28)が演じる槙野万太郎(まきの・まんたろう)の妻・寿恵子(すえこ)を演じる。浜辺の連続テレビ小説出演は2015年の『まれ』以来、2度目となる。

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 今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。なお、実在の人物である牧野富太郎(1862-1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。

 浜辺が演じる槙野寿恵子(まきの・すえこ)は、東京の下町で母と菓子屋を営んでいたが、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚。植物研究に金をつぎ込む夫のために、あの手この手で苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う。万太郎や子どもたちと、貧しくも楽しく明るい家庭を築く。

 浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほどうれしかったことを覚えています」とヒロイン起用に感慨。

 「脚本の長田育恵さんともお話をさせていただき、夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張り逞しい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております。観てくださった方に快い笑顔になっていただけるよう精一杯努めます。2023年の春を迎えるのが今からたのしみです。どうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けている。

 夫の万太郎を演じる神木は「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋にうれしかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています。そして心強いスタッフの皆様と共に、笑顔を届けられるように根を張り頑張ります」とコメントしている。

 プロデューサーの板垣麻衣子氏は「『らんまん』のヒロイン、寿恵子役に、浜辺美波さんをお迎えできること、とてもうれしく期待で胸がいっぱいです」と声を弾ませ、「寿恵子は、どんな状況も、決して明るさを失わず、軽やかに鮮やかに乗り越える、かっこいい女性です。浜辺美波さんは、花のような可憐さがありながらも、芯のあるかっこよさを感じさせてくれる俳優さんです。神木隆之介さん演じる万太郎とどんな家族を作ってくれるのか、万太郎や寿恵子自身の才能をどのように咲かせていくのか、楽しみでなりません!」と期待している。