4人組ロックバンド・ミオヤマザキは28日、リーダーでギターのtakaとベースのShunkichが12月24日の東京・Zepp Haneda公演をもって脱退し、それに伴ってバンド活動を休止することを発表した。

【写真】ミオヤマザキ メンバー全員の自筆メッセージ

 ミオヤマザキは“ファンとの記念日”として、4月28日に毎年ライブを行ってきた。この日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでの記念日ライブ中、ボーカルのmioが直接ファンに向けて、takaとShunkichiの脱退とバンド活動休止を発表した。

 メンバーはそれぞれ自筆のメッセージを寄せ、リーダーでほぼ全曲の作曲を手がけてきたtakaは脱退理由について「ミオヤマザキと言うバンドの在り方にそれぞれの価値観のズレを感じた事でした。そしてリーダーとしてこの先も守っていく為に、もっと大きくする為に、本気で全勢力をかけてコロナ禍のこの2年間走った分、見えてしまったのは自分への不甲斐なさと、価値観のズレ、俺がミオヤマザキのメンバーとしてステージから届ける楽曲達とLIVEへの気持ちの違和感が大きくなった事でした。色々な意味で心がついて行けなくなりました」と説明。

 Shunkichiは「バンドと僕の目指す先がお互い徐々にズレていった事、そして自身の思い描く未来像にミオヤマザキのメンバーとして居続けられる余地がもはやなかった事、これが俗に言う“方向性の違いによる脱退”と言う表現になるのか。と苦々しくもしみじみ感じている次第です」と胸中を明かした。

 9月4日の東京ドームシティホール公演を皮切りに全国12ヶ所を回る現体制ラストツアーの開催が決定。12月24日にZepp Hanedaで行われるファイナルをもってtakaとShunkichiが脱退し、バンド活動を休止する。

 mioは「2022年12月24日を持って、タカとシュンキチが脱退します。それに伴ってミオヤマザキは一度、活動休止する事にしました。先に言っておくと、私が歌ってる限り、ミオヤマザキはなくならないからさ。ミオヤマザキは続けるよ、それは安心して」「少しの間待っていて下さい。簡単な事じゃないけど、やってみるよ。ちゃんと戻ってくる」と解散ではなく、新体制への準備を整えるための休止であることをファンに伝えた。

 Hang-Chang(Dr)も「何度も悩みましたが、それでも続けていく道を僕とmioは選びました。4人のミオヤマザキが好きだったミオラーのみんなにとっては、今まで通りに応援するのは難しいことかもしれない。でも、それでも、僕は進みたいです。ミオヤマザキはミオラーと育てた大切な場所だから」と前を向いている。

 2013年に結成されたミオヤマザキは、2014年12月、不倫をテーマにした「民法第709条」でメジャーデビュー。以降も「女に浮気がバレる26の法則」や「水商売」などの過激な歌詞とハードなロックサウンドが支持され、フランス、ドイツ、香港のイベントにも出演するなどして国内外で熱狂的なファンを獲得してきた。2020年1月には自身最大キャパとなる1万2000人を動員する横浜アリーナでの単独公演を成功させた。