漫画家の桂正和、コスプレイヤーの伊織もえ、よきゅーんが26日、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館ビル展示ホールCで行われた桂の画業40周年記念の展覧会『40th Anniversary 桂正和~キャラクターデザインの世界展~』のトークショーに参加した。

【写真】キャラクターそっくり…!?制服コスプレ姿の伊織もえ

 桂は、数多くのキャラクターデザインに携わったが、中でも人気を集めたのがアニメ『TIGER & BUNNY』だ。制作期間の質問が飛ぶと「『TIGER & BUNNY』に関しては、最初にワイルドタイガーというヒーローをデザインして、それを基軸にしようと思った。半年かりました」と裏話を明かす。リテイクなども含めた期間ではないそうで「これだって出したらOKになっちゃう。それが、あそこの怖いところ(笑)」とぶっちゃけていた。

 「どこともか被らないものをデザインしたかった。そこの意地があったので半年かかった。ある程度の落としどころでやめたくなかった」とこだわりを思い返す。長い時間をかけて作ったキャラクターだったが「それでも不安でした。これだなってなったけど、いいのか悪いのか…」と当時の心境を振り返りながら「動いてみたらステキだった。よかったなって思いました」と制作の裏話を披露していた。

 同展は、桂正和がこれまで描いてきた漫画をはじめ、漫画以外のイラストも展示予定で、コラボイラストや衣装デザインなど、漫画の枠には収まらない桂正和の世界を楽しめる。「気がつけば40年」と歴史にしみじみしながらも桂は「僕のコメントが、ポイント、ポイントである。美術館の音声ガイドみたいなもの。いかに大変だったかがわかる(笑)。漫画も大変だけどデザインの仕事って大変なんだよね」と見どころを語っていた。