今年、大ヒットを記録したマーベル・スタジオの劇場公開作品『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(5月4日公開)。本作で無限の可能性を秘めた“マルチバース”の謎に迫る、〈ドクター・ストレンジ〉をはじめとする物語の重要人物、〈ワンダ〉、〈ウォン〉、〈クリスティーン〉、〈モルド〉、〈アメリカ・チャベス〉の、魔術を思わせるような光を纏うキャラクタービジュアルが解禁となった。

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 元天才外科医にして〈アベンジャーズ最強の魔術師〉ドクター・ストレンジが、未だ多くの謎に包まれている“マルチバース”を舞台に新たな脅威へと立ち向かう本作。解禁されたキャラクタービジュアルでは、ストレンジがシリーズを通して数多のピンチを救ってきた相棒のマントを羽織り、新たな脅威を迎えうたんとする勇ましい表情を浮かべている。予告編では、“マルチバース”の世界で、ストレンジと全く同じ姿ながら、邪悪な雰囲気を纏うもう一人のストレンジと対峙しているが、別世界での〈ストレンジたち〉との予測不能な展開に期待せずにはいられない。

 〈アベンジャーズ最強の魔女〉ワンダ/スカーレット・ウィッチは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では当初アベンジャーズの“敵対者”として登場するが、その後『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』等を経て、“ヒーロー”へと成長。予告編では「毎朝、同じ悪夢を見る」と発言するなど、これまで家族、恋人、仲間など、大切な者を失い続けた彼女の苦悩が垣間見えているが、今回のビジュアルでは力が覚醒したかのような魔女の姿で力強さを感じさせる。

 『ドクター・ストレンジ』で初登場し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、「エンドゲーム」を経て、今や〈魔術師を率いるリーダー〉となったウォン。規律に厳しく、真面目な性格だが、ストレンジにはどこか甘く、なんだかんだで彼をほっとけない人情派な一面をもち、最新作でも新たな脅威にストレンジと共に立ち向かう姿に注目だ。

 『ドクター・ストレンジ』では、事故で医師生命を絶たれ絶望するストレンジを傍で支え、彼が唯一心を許せる存在であった〈元恋人の医師〉クリスティーン。予告編では、新しいパートナーと結婚し、新たな人生を歩まんとする幸せそうな姿が描かれている一方で、ストレンジの横で“マルチバース”の世界を目の当たりにし呆然とする姿も垣間見え、ストレンジを放っておけないお人好しな性格は健在なようだ。彼女はこの予測不能な物語にどのようにかかわってくるのだろうか。

 そして、『ドクター・ストレンジ』ではストレンジとともに闇の魔術師と戦い勝利するも、最後には自らも悪に染まったかのような〈謎を秘めた魔術師〉モルドも登場。新ビジュアルからは、坊主頭から一転、髪と髭を伸ばし、何か思惑を抱いているような曇った表情を見せているが、本作でも彼の動向から目が離せない。

 さらに、新たに登場する〈マルチバースの秘密を握る少女〉アメリカ・チャベスは、原作コミックでも人気のあるファン待望のキャラクター。彼女は“マルチバースを行き来する”という特殊能力を持っているが、まだまだ未熟なためその力を自分の意志でコントロールすることができない。その能力は、彼女が抱く“恐怖の感情”によって発動するため、別世界の脅威から逃れるべく多くの異なる世界を経てストレンジたちの前に現れる。そんな“マルチバース”の謎を解く鍵となる可能性を秘めた彼女の活躍にも期待だ。

 本作のサム・ライミ監督(02年、04年、07年公開の『スパイダーマン』シリーズ)は、「ファンが興味を持っているのはキャラクターなんだ。彼らはどういう人物なのか? 彼らはどうなるのか? 彼らは正しい選択をするのだろうか? 私たちはそういったところを掘り下げたんだ」と、キャラクターの重要性について言及している。