女優の深津絵里が2代目ヒロインを担当する連続テレビ小説 『カムカムエヴリバディ』(月~土 前8:00 総合/前7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。本作で女子大生ベリーを演じる市川実日子のコメントが13日、到着した。

【場面写真】車酔いしたジョーを心配するベリー

 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石萌音、その娘・るい役を深津、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 「高校生のとき“朝ドラ”が好きで放送を観てから学校へ行っていたんです。だから毎日遅刻していました(笑)」と明かす市川。演じる女子大生ベリーは、ジョー(オダギリジョー)にほれてジャズ喫茶「Night and Day」に通い、るいに敵意を見せる役柄。そのキャラクターについて、市川は「圧は強いんだけど、繊細でもあるんです」と説明し、ジョーに対する思いにも「ファンなのかな? それとも、恋心なのかな? と。紙一重ですよね、そういう想いって」と共感を寄せる。

――「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときの気持ちは?
うれしかったです。深津さん、オダギリさん、おふたりが出演される“朝ドラ”は、どんなものになるんだろうとワクワクしました。深津さんはお会いするのも初めてで、オダギリさんとは以前、大河ドラマに出演したときに、同じシーンはないけれどごあいさつだけしたことがありました。今回ご一緒できるのが楽しみでした。大阪のNHKに行くのも初めてで、初めてづくしです。高校生のとき“朝ドラ”が好きで放送を観てから学校へ行っていたんです。だから毎日遅刻していました(笑)。

――自身の役柄についての印象は?
ベリーは勢いがある印象です。るいさんも、ジョーさんも、静かな印象で。静かな方々の中、ポンと動いているような人。発言に裏表もないし、自分の思ったことと行動が一直線につながっています。
台本を読んでいるとバシバシとものを言う印象を受けましたが、京都ことば特有のものなのか、実際には直接言っている感じがしないというか…。ちょっとかわしている感じもしています。相手に言ってるようで、実は言ってないというか。圧は強いんだけど、繊細でもあるんです。最初は、ベリーがジョーにどういう想いでいるのかちょっと考えました。ファンなのかな? それとも、恋心なのかな? と。紙一重ですよね、そういう想いって。
でも、今は熱烈なファンなんだろうなと思っています。ファンであることを、自分では恋だと思っているのかなと。ジョーはジャッジしないというか、線を引いてない感じがする人ですよね。いい悪いで判断していないような。自分のトランペットのことに関しては情熱を持って真剣にやっているけれど、その他のことに対しては穏やかで。何にもなびかないような、打っても全然響かないような、ベリーはそういうところにも興味をもっている気がします。

――.印象に残っているシーンは?
演奏のシーンです。台本を読んで想像していた音が、いざ目の前に。それはやっぱりすごかった! るいさんが「Night and Day」に初めて来たシーンだったかな? 生の音で聴かせてもらえました。最近は、現実の世界でもコンサートへなかなか行けない状況です。ひさしぶりの生の音に感動しました。

――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージを。
『カムカムエヴリバディ』は音との出会いや人と人とのつながりが描かれている物語です。あたたかい気持ちになる人々の交流があって、それが何代もつながっていきます。ふだん、あたりまえに自分のいる場所から世界を見ているけれど、大正や昭和には私たちのご先祖さまがいて、みんなにも若い時がある。自分がいまいる現在は、過去としっかりとつながっているのだと改めて感じました。こうして半年間、“朝ドラ”でそのつながりを観られるのは、すごくよいことなんじゃないかなと思いました。金子さんの音楽も、楽しみです。視聴者の方にも楽しみにしていただけたらうれしいです。