大みそかにフジテレビで放送される格闘技『RIZIN.33』(後6:00~11:45)。メインイベントでは「バンタム級トーナメント」決勝が行われるが、その大本命として圧倒的な支持を集める朝倉海(28)が、試合直前にORICON NEWSの独占インタビューに応じた。今年1年にわたって行われたトーナメントの集大成となるが、優勝のためには準決勝と決勝の2試合に勝利しなければならない。過去2年の大みそかのメインを務めながら勝利で締めくくることができなかっただけに、「今年こそは」と必勝を誓う強い決意をじっくり聞いた。

【インタビュー動画】『RIZIN.33』試合直前の心境を明かす朝倉海

■“大本命”として見られ続けた2021年 そのプレッシャーで「すごく成長できた」

――試合直前、現在の心境は?

【海】やることはしっかりできたので、あとは試合が楽しみです。

――対戦相手の瀧澤謙太選手の印象は?

【海】空手ベースなので打撃が強く、蹴り技が多彩な選手という印象ですが、打撃レベルはそこまで脅威に感じていません。パワー・スピード・テクニック、全て僕の方が一枚上手なので、問題ないかと。打撃戦になると思いますが、1ラウンドで僕がKOします。

――今年はこれまで2試合ですが、もっと試合がしたかった?

【海】十分ですね。大みそかで2試合やって年に4試合やったらだいぶ働いているので、これ以上は勘弁です(笑)。

――昨年は王者として、今年はトーナメント参加者としての試合ですが、心境の違いはある?

【海】僕としては、優勝しなければならないトーナメントだったので、自分の中ではこのトーナメントは挑戦でした。“大本命”として注目され続けたことにプレッシャーや気疲れした部分も多少あったけど、そのプレッシャーが自分の背中を押してくれたというか、そう言われてるからには勝たなきゃいけないということで、キツい練習にも耐えられましたし、より自分を追い込むことができました。結果的にすごく成長できた1年になったと思います。

――“3年連続大みそかメイン”となると、格闘技レジェンドの桜庭和志さんと並ぶ偉業です。過去2年は敗れているだけに、今年こそは勝利という思いは強い?

【海】もちろんです! この1年間の一番の目玉がバンタム級トーナメントだと思うので、その最終回として大みそかは3年連続で僕がメインを張って、今年こそは必ず勝って締めくくりたいです。2年連続で応援してくれるファンの方を泣かせてしまっているので、今年こそは、もちろん僕も含めてみんなで笑って年を越せたらなと。

――今回は約3万人のお客さんが詰めかける満員の会場となります。大観衆はモチベーションとなる?

【海】自分の後押しになりますね。満員の会場で戦えることが久しぶりなので、すごくうれしいです。

――フジテレビで中継されますが、視聴率も意識する?

【海】もちろん、テレビ放送はやっぱり視聴率を取りたいですし、自分の試合で一番を狙います。

――去年の大みそかから、一番成長したところは?

【海】全部が成長していると思うので、どれが一番かというのは自分ではわからないですけど、本当に1年前とはすべてにおいて別人なくらい強くなっているので、いろんな局面で成長した部分を見せられるかと思います。

■東京五輪金メダリストとのコラボで「すごく勉強になり刺激をもらいました!」

――今回も赤いコスチューム?

【海】そうですね、試合では赤いパンツと決めています。

――対戦相手の瀧澤選手も赤いコスチュームですが…。

【海】そうなんですか? 関係ないです(笑)。

――兄の未来さんと同じ日に戦えるのは心強い?

【海】一緒に勝って一緒に喜びたいなという気持ちがあります。今年はそろって勝っていい日にしたいですね。

――登録者数が100万人を突破したYouTubeについてもお聞きします。さまざまなジャンルの方とコラボされてきましたが、印象に残っている方は?

【海】最近コラボした(東京五輪・女子レスリング50キロ級で金メダリスト)須崎優衣さんは、本当のトップアスリートはすごいなと感じさせられました。別の競技ですけど、極めてる方からはすごく勉強になりましたし、刺激をもらいました。

――海さんの戦いにもプラスになる部分があった?

【海】ありましたね。そういうトップアスリートの方とのコラボは、競技は違いますけど、話を聞いているだけでも勉強になりますし、刺激になるので。今後もいろんな競技のトップアスリートとのコラボはしていきたいです。

――今回のトーナメント優勝後の目標として、海外での戦いを希望されていますが、練習拠点も海外にすることも考えている?

【海】少し考えていて、今のところは日本でやる予定ですけど、まずはスポットで海外に練習に行ってみたいなという気持ちがあります。(コロナの影響があるので)タイミングを見てですね。

――大みそかはいつも以上に多くの方が注目しますが、格闘技ファン以外の方へのアピールをお願いします。

【海】格闘技は殴り合いでどっちが強いかを決めるスポーツで、初めて見る方でもシンプルでわかりやすいと思うので、刺激の欲しい方はぜひ僕の戦いを見てください。いろんな試合がラインナップされていますが、僕が派手な試合で一番楽しませます!

――最後にORICON NEWS読者へコメントお願いします!

【海】朝倉海です。大みそかの『RIZIN』でバンタム級トーナメントの準決勝と決勝があり、僕が必ず優勝しますので、ぜひ応援よろしくおねがいします!

◆朝倉海(あさくら・かい)
1993年10月31日生まれ。愛知県出身。
兄の朝倉未来とともにアウトサイダー時代から一目置かれ、60キロ以下級では無敗を誇り、2017年大みそかの才賀紀左衛門戦でRIZINデビュー。20年8月のRIZINで空位となったバンタム級のベルトを賭けて扇久保博正と対戦し、圧倒的な強さで勝利し念願のベルトを手にした。大みそかは19年にマネル・ケイプ、20年に堀口恭司に敗れた。今年は16人参加の「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」にエントリーし、本命として1回戦&2回戦を快勝。優勝&大みそか勝利を目指す。

◆『RIZIN』はフジテレビ系で12月31日午後6時から、事前番組『まもなく格闘技RIZIN』は午後1時50分から。