深夜に目を覚ますと、部屋の隅には”猫の影”が。2匹の猫と一緒に暮らす漫画家のコボボイさん(@covovoy)は、寝ぼけながらもどちらの猫が甘えてきてくれているのか、考えるだけでほおが緩んだという。ほかにも猫を飼っていると、就寝の時間帯に様々な予測不能な事態が起こる。寝室を走り回る大運動会が巻き起こったり、熟睡中に顔を思いきり踏まれたり、坊主頭をベロベロ舐められたり…そんな猫の行動に一喜一憂するコボボイさんは「飼い主はチョロい。猫たちのかわいさから絶対に逃れることができない」と語る。猫たちの”かわいさ”と向き合う心の内を聞いた。

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■「”対人間用魅了能力”がある」猫に魅了されまくる飼い主さん

 コボボイさんは、インスタグラムで猫たちとの生活漫画を発信。雄猫のミュウくん、雌猫のレナちゃんの2匹が、コボボイさんにどのような態度をとっているのか。予測不能な行動に翻弄されるも、最後は猫たちに”デレデレな顔”を向ける”飼い主あるある”なエピソードには「デレデレしている時の飼い主の顔は、他人にとても見せられない」「うーむ…わかりすぎる」「(踏まれたときは)踏んでくれてありがとうございますという気持ちですよね」などと多数の反響を集めている。

 猫は犬との対比で”ツンデレ”だったり”素っ気ない”性格として描かれることが作品では多いが、その魅力はどのようなところにあるのか。確かに甘える時と素っ気ない時はあるが、「どんな行動であっても、結果『かわいい』と思わせる力が猫にはある」とコボボイさんは話す。

「まずかわいいのは、”形”ですね。これでもかというくらい、”かわいい”を体現してます(笑)。それから甘えてくる仕草、素っ気ない仕草、目つき、鳴き声、どれも飼い主の本能に訴えかけてくる。猫のかわいさって、きっと古来より人間と暮らして手に入れた『対人間用魅了能力』だと思うんです。どんな行動であっても結果『かわいい!』と思わせる力がある。この能力から飼い主は絶対逃げることはできません(笑)」

■度を越すイタズラをした時は「猫の匂いを吸いまくる」

 漫画に登場する猫・ミュウくんは、気ままに部屋からいなくなるのにエサの袋の音を聞かせるとすぐ顔を出してきたり、長期休みで飼い主さんの在宅が増えるほど態度が冷たくなったり、一緒に暮らしていると様々な”猫あるある”が見られるという。

「我が家はミュウくんの猫らしくない行動を見るたびに笑いに包まれています。この面白すぎる猫の様子を皆様にも見てもらって、笑ってもらおうと思ったのがあ漫画を描くきっかけです」

 いつも猫たちのかわいさにやられ、頬が緩んでいるコボボイさん。結果的に様々なイタズラを猫から仕掛けられ、さすがに不憫ではと思うことも。「今度ばかりは許さないぞ!」とボルテージが上がってしまったことはないのか。怒りたい時は、どう心を落ち着けているのか聞くとーー。

「猫たちが度を越すイタズラをした時は、その猫を抱き上げて鼻をおしつけ思いっきり吸います(個人的には頭の真ん中あたりを吸うのが好ましいです)。猫の匂いって、人間を落ち着かせる効果があると思うんです。

 そして吸われることは猫にとっては罰(?)になるので一石二鳥です(笑)。その後は、同じことが起こらないように、工作したり物の配置を変更したりして、イタズラ自体をできないようにしています」

 猫たちには「これからも今までと変わらず、ドタバタしたりのんびりしたりな猫生を送ってほしい」とコボボイさん。「同居人がよく猫たちにエサをくれるので、実は猫たちは僕より同居人の方に懐いてしまいました…もう少し僕に気をつかってほしいと思います(笑)」と話してくれた。