LINEマンガの人気作品を主演・山本舞香×共演・板垣瑞生でドラマ化した『デキないふたり』が、1月1日から動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)で「ムズきゅん編」の配信がスタート、1月3日(深0:15)から地上波・テレビ朝日(※一部地域を除く)で「ディスきゅん編」が放送される。大人のオフィスラブコメディーのヒロイン役へのオファーに「“きゅんきゅん”するラブコメ、私でいいの!?」と思ったという山本。以前から山本に「興味があった」という板垣に話を聞いた。

【画像】『デキないふたり』キービジュアル

 過去に最悪の別れ方をしながらも同じ広告会社で働く白藤奈緒(山本)と黒瀬孝仁(板垣)は、同期のライバルとして営業成績を競い合い、顔を合わせればディスりの応戦、ケンカばかりしていたが、あることをきっかけに2人の関係が微妙に変化し始めていくストーリー。激しくぶつかり合いながらも、心の内ではそれとは真逆の“きゅん”が多発する《#ディスきゅん》満載の大人のオフィスラブコメディー。

■地上波版とTELASA版でギャップ

 山本が演じる奈緒は、美人で仕事もでき、順風満帆に見えるが、実は高校時代に付き合っていた黒瀬との初体験のトラウマが原因で、まともな恋愛ができずにいる。本作の脚本を読んで、「奈緒になりたい」と心底思って出演を決めたという山本。

 「奈緒は、自分と少し似ているところがあるなと思いました。好きな人に対して思ってもいないことを言ってしまうところは、誰でもあると思うんです。奈緒が言い過ぎてしまうこと、それを後悔するところ、黒瀬には絶対弱気になったところを見せないけど、異性としてあまり意識していない相手には弱音を吐いてしまうところなど、共感できることが結構詰まってるドラマだと思います」

 一方、板垣も黒瀬への共感を語る。「黒瀬はもともと几帳面な性格で純朴な少年だったと思うんです。奈緒を傷つけてしまって、より潔癖というか、堅物にならざるを得なくなってしまった。好きだからこそ、なかなか一歩踏み出せないし、本当に思っていることが言えない黒瀬に共感できるな、と思いました」。

 奈緒と付き合っていたことを同僚たちには秘密にしている黒瀬は、会えば罵詈雑言、ケンカばかりで感じ悪いが、心の中では素直になれずに迷走している。TELASAオリジナル版では、そんな黒瀬が抱えるじれったい気持ちなどがつぶさに描かれる。

 「黒瀬は地上波版ではクールな部分、TELASA版では柔らかい部分が描かれているのですが、地上波版での抑える演技の後に次のカットでTELASA版の開放させる演技ができて、僕はその2つがあったからやりやすかったですし、楽しかったです! 2役を演じる感覚に近い、ぜんぜん違う人格に見えるレベルかもしれないです」と、板垣のギャップのある演技に注目だ。

■キスシーンでまさかのNG

 山本と板垣は今回が初共演。板垣は「元々、山本さんには興味があったというか、共演してみたいと思っていました」と告白。「出演されている作品を観ていて、共演者に本気でぶつかっていく方なんじゃないか、と。実際お会いしてみると、気の強い部分と女性的な部分もあるんだなと感じて、『白藤奈緒だな、この人は!』と、山本さんと奈緒が重なりました。奈緒に罵倒されるシーンのお芝居では、150キロ超の剛速球をガンガン投げつけてくるような勢いがあって、かえって清々しかったです。カメラが回っていないところではすごく優しかったですし、ガンガンおしゃべりして現場を盛り上げて下さって、すごく安心感がありました」

 板垣からの“告白”を受けて、山本は「本当に申し訳ないんですけど、見た目がすごく大人っぽかったので、板垣さんの年齢が21歳と知った時、『弟と同じ年なんだけど!』『キス…するの?』と不思議な感覚になりました」と、「弟と同じ年」というのが頭から離れなかったそう。それもあってか、「キスシーン」でまさかのNGが。

 「そもそも私はキスシーンに慣れてなくて、さらに、ドキドキ感を出してほしいと言われたことも今回の作品が初めてだったので、どういう顔をすればいいのかわからなくなってしまったんです。本番で目をあけたままキスしたんですよ。そうしたら監督から『目を閉じてもらってもいいですか』と言われて(笑)。『キスする時って目を閉じるんですか?』という話になり、助監督さんに『どうやってキスしてます?』って聞いたりして(笑)。その助監督さんは『目をあけてキスをしたことがありません』って言ってました。次に、どのタイミングで目を閉じたらいいのかがわからなくて、今かなと思って目を閉じた後は、『来い!』と待ち構えるような感じでした」と、打ち明けた。

 そんなキスシーンを演じた板垣は「すごく面白かったですし、きゅんとしました。目を閉じるか、閉じないかで、あの山本舞香さんが悩んでいる! 恥ずかしがっている! その状況にきゅんきゅんしていました」。

■2022年はどんな年にしたい?

 新年の抱負を聞くと、山本は「動物が好きで、ワンちゃんを飼っているんですけど、人間の都合で飼えなくなって行き場を失ったペットの保護施設を作りたくて、その計画を進めていきたいなと思っているんです。欧米諸国に比べて日本は、動物の保護という点で遅れているなと思ったので、自分ができることで協力していきたいな、と思っています」と、ビジョンを語ってくれた。板垣も「スカイダイビング。空を自由に駆け回ってみたいです」とハツラツとコメント。「仕事はもちろん100%全力で」と口をそろえた若き2人の活躍が、明るい未来を予感させた。