プロ野球選手を引退した松坂大輔氏が、来年1月3日放送のカンテレ『松坂大輔 甲子園に愛された平成の怪物 松坂世代・藤川球児が迫る野球人生』(前8:40~9:40 ※関西ローカル)に出演。“松坂世代”の藤川球児氏とともに甲子園を再訪して“ラストピッチング”を披露し、「まさか最後に甲子園のマウンドを使って投げさせてもらえるとは思っていなかったです。最高でした」と万感の思いを伝えた。

【写真】甲子園で笑顔でキャッチボールする松坂大輔&藤川球児

 “平成の怪物”松坂氏は、1998年8月20日、夏の甲子園大会の準々決勝「横浜高校VSPL学園」で、延長17回・250球を一人で投げ抜いて勝利。今年10月の引退会見では、「自分をほめるとしたら?」という問いに、「諦めの悪さ。たくさんの方の方に迷惑をかけてきたけど、よく諦めずにやってきたなと思う。最後まで諦めなければ報われる、勝てる、喜べる。あの試合が諦めの悪さの原点なのかな」と、あの夏を振り返った。

 日米を渡り歩いたプロ生活でも甲子園とは縁深く、2018年9月13日には中日ドラゴンズのユニフォームをまとい同地で勝利。これが日米通算170勝目で、最後の勝利となった。

 番組では、松坂氏が引退後初めて甲子園を訪れる。ナビゲーターは、松坂を「松」と呼ぶ、松坂世代の一人・藤川氏。「やっぱりここは特別な球場」と語る2人が、甲子園のバックスクリーンを背に対談し、高校野球をはじめ、プロ野球、メジャーリーグ、引退試合までを振り返る。

 松阪氏が、プロ23年間の“ベストボール”や、イチロー氏との秘話、満身創痍(まんしんそうい)で登板した引退試合の裏側を明かすほか、証言者たちがサプライズVTRで続々と登場し、知らざれる“怪物伝説”も披露。そして、クライマックスは、甲子園でのラストピッチングで締めくくる。

 松坂氏は「現役の時、関西に来ると非常におもしろいヤジが聞けるのでいつも楽しみにしていました。関西に来るのは非常に楽しみでしたね。そして、こうして皆さんに最後甲子園のマウンドに立たせてもらう機会をいただけたことを本当に感謝しています」と感無量の面持ち。

 また、番組ナレーターは横浜高校野球部の1年先輩・上地雄輔が務め、「(松坂が)入部してきた時は不器用で…プロに入って器用って言われていて、うそでしょと思いました(笑)」と高校時代を振り返り、「若い子たちは松坂大輔っていう選手とか人柄を知らない子たちもたくさんいると思うんですけど…こういう時代にこういう選手が戦い続けて残したものの偉大さを少しでも知ってもらえたら、一仲間としてうれしいなと思います」と語っている。