女優の池田エライザが出演する、King & Princeの永瀬廉主演による映画『真夜中乙女戦争』(来年1月21日公開)から、池田演じる“先輩”が、圧倒的な歌唱力で劇中挿入歌「Misty」を披露する本編シーンが公開された。永瀬演じる“私”と彼と引かれ合う先輩による、切ない一幕となっている。

【動画】『真夜中乙女戦争』池田エライザが熱唱する本編シーン

 今作は、平凡で退屈な日々を送る青年・私が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた新鋭作家・Fの原作を実写化。カリスマ“黒服”(柄本佑)の存在により“先輩”と”私”、お互いの気持ちが見えず疑心暗鬼になりつつあるなか、東京が破壊されるクリスマスイブの前日に、とあるバーで“先輩”はジャズのスタンダードナンバー「Misty」をしっとりと歌い上げる。

 “先輩”の様子をじっと見つめる“私”。その、なんとも言えない二人の表情に本当の想いが垣間見え、幸せなはずのクリスマスのデートとしては歯がゆい名シーンが誕生した。池田は持ち前の歌唱力から音楽活動も本格的にスタートさせ、本編でもその類稀(けう)な才能を存分に披露している。

”先輩”の心情を見事に表現するかのように本番前に感情が高ぶり思わず涙しながら撮影を行っていた池田。歌唱した「Misty」について「”先輩”の“私”に対する心情を表しており、“私”のことが気になるのに“私”がどこで何をしているのかがわからず、自分の気持ちも含めて霞んでいるようで、曲の歌詞とリンクしている」と語っている。

 二宮健監督は同曲を起用した理由について「“先輩”自身が引かれつつある“私”に対する期待と不安。“私”は、自分の拠り所なのかそれとも最大の敵なのか。そして、“先輩”自身が引き返せない状況に来てしまい迷子になってしまっていること。引き裂かれそうなアンビバレントな気持ちを抱えつつも、今夜はロマンを魅せながら歌いたい。そんな瞬間を表現できたら」と明かすように、“先輩”の本当の想いが垣間見えるシーンとなった。

 また、公開された映像では、本編にはない原作者Fによる「Misty」の日本語歌詞が添えられており、本シーンの“先輩”の気持ちに沿った歌詞も注目ポイントの一つとなっている。