女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜 後8:00)。きょう25日に第6話が放送される。

【写真】少し怪しい鑑定師役を演じる元木聖也

 第6話は、繁華街の裏路地で男性の刺殺体が見つかったところから幕を開ける。死の直前、被害者が京都府中部の“山田村”を訪れていたことが判明。マリコ(沢口)と土門薫刑事(内藤剛志)が急行したところ、村では奈良時代の伝説の僧“天空和尚”が彫ったという観音菩薩像で村おこしを図っていることがわかる。さらに、殺された男が「この仏像の年代は偽りだ」と因縁をつけていたことも。

 そんな物語の鍵を握るのが、華麗なルックスから“鑑定王子”の異名を誇る、山田村出身の美術鑑定士・一条礼司(元木聖也)。彼こそ仏像を鑑定した張本人であり、年代判定ミスが暴かれたら鑑定士としての信用は失墜する。にもかかわらず、一条は自信満々に「伝説の僧が彫った仏像は、科学では解明できない」とマリコに宣戦布告をする。彼の挑発にマリコはどう応戦するのか。

 さらに、捜査を阻む男も出現。仏像を安置する寺の若き住職・松野光雲(町井祥真)は、マリコの科学鑑定の申し出をなぜか頑なに拒む。また、被害者とつるんでいた山田村出身の謎の男・窪塚照之(岩井拳士朗)の存在も浮上する。

 一条、光雲、窪塚。奇跡の仏像をめぐってマリコの前に現れた3人の男たちの中に、真犯人はいるのか。マリコは科学の力で仏像に秘められた謎を解き明かしていくが、たどり着いたのはマリコの予想を超えた、神秘に満ちた真実だった。

 3人の男たちを演じるのは元木聖也、町井祥真、岩井拳士朗ら、気鋭の若手実力派俳優。静かにぶつかりあう彼らの演技が、悠久の古仏をめぐるミステリーの謎とロマンを幾層にも積み上げていく。