お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが20日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画『COME & GO カム・アンド・ゴー』公開記念舞台あいさつに登壇した。

【写真】舞台あいさつの模様

 中国・香港・台湾・韓国・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ネパール・日本の9ヶ国・地域の人々が、頭上の飛行機が鈍く光を放つ大阪の空の下、平成から令和に変わった今の日本でサバイブするリアルを、旅する映画作家リム・カーワイ氏が鋭く切り取った本作。

 この日、2年半前に撮った本作について「コロナ禍で行ったり来たりできない世界になってしまったけれど、これからきっと出来るようになるから、その前に公開できてよかった」と撮影から公開まで長くかかった今回の作品について「多くの人たちに見て欲しいです」と語った。

 台本はなく、アドリブで演じたという千原せいじは、北新地で声をかけられて「今度、映画出てください」と言われた時は、「どうせ詐欺だろう」と思ったという。その1年後に所属事務所の吉本興業に連絡があり「なんか知らんけど、映画出るって約束したっていう監督から電話きとる、北新地でめし食ったやつや、って言ってる」、それで約束してたから「でますわ」となった、と明かし「あの時もう少しつめて、拘束時間はコレで、アレがコレぐらいになりますよ、って言えばよかった」と言及し、会場の笑いを誘った。

 また「常々思うのは、海外から日本に来て働いている外国人の方って、例えば建設現場で働くにしても、日本語を覚えて重機の免許もとって働いてるでしょ? そういう意味では、リム監督も、監督としてのスキルはわからんけど、人間としてのスキルは大変高いんだな」と笑いを交えて絶賛していた。

 舞台あいさつには、せいじ演じる刑事の妻を演じた渡辺真起子、徳島からでてきてすぐAV現場やキャバ嬢に誘われる貧困女子を演じた兎丸愛美も登壇した。