女優の上白石萌音が初代ヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月~土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。安子(上白石)の母・橘小しずを演じている西田尚美のコメントが12日、到着した。

【第10回場面写真】ラジオを聞いている安子

 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、その娘・るい役を深津絵里、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 西田が演じる小しずは、いつも家族の幸せを願う心優しい安子の母。金太(甲本雅裕)と一緒に「たちばな」を切り盛りしている。

――本作に出演することが決まったときの気持ちは?
以前『マッサン』に出演したときは主人公の姉の役でしたが「いつか朝ドラでお母さん役ができたらいいな」と思っていたところに、母親役をいただいてとてもうれしかったです。また、再びの大阪放送局の制作でスタッフさんとも再会ができ、しかも出身地である広島県福山市のすぐ隣の岡山県が舞台なので、ワクワクした気持ちでいっぱいになりました。

――自身の役柄の印象は?
小しずさんは、すごく優しいお母さんだと思います。控えめで、家族に寄り添っていて、「なんてできた人なんだ!」と感心しきりです。控えつつも芯が強い人。そして子どものこと、家族のことをとても大事にしています。
算太(濱田岳)は初めての子なので、多分あの性格もひっくるめて好きなんだと思います。算太も安子も天真らんまんでのびのび育っていて、家族のムードメーカー的な存在です。小しずさんはそれをいつも見守っていて、あまり制限や束縛をせずに、のびのびと子どもたちがやりたいことをやらせてあげるタイプのお母さんという印象です。
金太役の甲本雅裕さんとは夫婦役を演じることがこれまでも多いので、気負うこともなく安心して撮影ができました。そして今回は、今まで演じたことのない新しい夫婦の雰囲気なので新鮮です。

――収録に参加した感想は?
コロナ禍でなかなかコミュニケーションを取りにくいです、セットの中にある通称「たまり」でソーシャルディスタンスを保ちつつマスク姿でしたが、みんなとコミュニケーションを取れたことがすごく幸せでした。
いきなりセットに入って撮影を始めるのと、その前に他愛のない話をして場を温めておくのとではやはり違います。「たまり」での待ち時間、家族や職人さんたちとの会話が食事のシーンなどにも活かされています。
橘家では、皆で食卓を囲んでいる画がたびたびでてきます。それは本当にあたたかくて、いつも皆で笑っていて家族のようでした。

――放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
ピュアでまっすぐな作品です。きっと、小しずさんみたいな人もいたと思いますし、このような家族や経験をした方たちがいたんじゃないかと思います。
日々の暮らしのどこにでも転がっている、片隅にあるものをすくい上げているような、そんなお話です。毎朝ちょっと心がホッとしたり、一日が笑って始められるようなドラマです。撮影現場も一日を始めるにふさわしい、とてもあたたかいものになっているので、ぜひその温度を感じてもらえたらと思います。あと、和菓子も食べたくなるはずです(笑)。