『仮面ライダードライブ』の大森敬仁プロデューサーが6日、東京・日比谷周辺で開催中の『第34回東京国際映画祭』(~11月8日)内で開かれた、『仮面ライダー』のイベントに登壇。同作で仮面ライダーチェイサー/チェイス役を務めた上遠野太洸がサプライズで登場した。

【写真】仮面ライダーチェイサーへの変身ポーズを披露する上遠野太洸

 上遠野がサプライズで登場すると大きな拍手が。今もファンが多い同作について上遠野は「5年も経ったんだという気持ちですね。ずっと仮面ライダーをやっていたころは覚えている。去年、俳優を始めて10年だったんですけど、その中でも『仮面ライダードライブ』という作品は特に特に大切」と思いを語っていた。

 当初は魔進チェイサーというヒールだったが、仮面ライダーチェイサーに変身。上遠野は「最初は悪側。オーディションはバリバリに主演と撮ろうと思ったけど、そうは行かず…。4、5回受けているんですけど、覚えてくださっていて『今回は合う役あるよ』と声をかけていただいて、チェイスという役になった」と明かす。「悪役側のキャラクターも好きで、楽しめた」という。仮面ライダーになる話は上遠野は知らなかったというが「仮面ライダーチェイサーになれるって聞いた時は喜び爆発でした。仮面ライダーになりたいという気持ちは消せなかったので」と笑顔を見せていた。

 『ドライブ』はスピンオフ作品が熱いシリーズでも知られる。劇中では変身しなかったキャラクターたちも仮面ライダーになるなどしている。上遠野の熱演があってこそで大森Pは「『ブレン』までやりましたからね」と苦笑いを浮かべていた。

 チェイスといえば、剛(稲葉友)との絆が物語の大事な部分を担っている。演じた稲葉は「デビュー当時から知っていた。お互いお芝居の息が合っていたのでチェイスと剛の掛け合いもテンポよくいけた。あそこまでハマると思わなかった。実際にやった時はすごく気持ちよかったですね」とうなっていた。

 また、きのう5日には『仮面ライダーオーズ』10周年を迎え、完全新作のVシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の製作が同イベント内で発表されていた。ツイッターのトレンド1位を獲得するなど、大きな話題となっていたため、大森プロデューサーは「アンクからの流れが予想外に盛り上がってしまい…。『緊急発表はないです』と緊急に発表しなきゃいけない」とぽつり。それでも「チェイスがああいう形で終わっている。その後の作品で伏線を張っている」と大森プロデューサーが話すと、上遠野は「剛は、ずっと探してますよ」と合いの手。

 大森プロデューサーは「剛はチェイスの復活を望んでいる。これだけ伏線を張っていると、いつかはやらないといけないと思っている」と約束すると、上遠野は「言いましたね! ホントにやってくださいよ! これじゃ剛が不憫だ!」と言質を獲得できたことに大喜び。改めて大森プロデューサーは「やりましょう」と宣言していた。

 最後に上遠野は『仮面ライダードライブ』という作品について「役者人生を10年続けてきた中で1番特別な作品。ずっと同じ役をやり通した期間。チェイスという役を、ずっと忘れられない。チャンスがあれば、もう1度、チェイスをとずっと思っています。これからも、僕の中で人生で1番、大切な作品だというのは変わらずに行く。チェイスを忘れず、チェイスの復活を願って、これからも応援、よろしくお願いします」と呼びかけていた。