人気グループ・King & Princeの岸優太となにわ男子の西畑大吾が、来年新春放送のABC・テレビ朝日系時代劇『必殺仕事人』にゲスト出演することが決定した。2007年に東山紀之主演で復活して以来、15年目に突入した同シリーズ新作で、兄弟役を演じる。このほど2人からコメントが到着。「僕からしたら最悪ですよ(笑)!」と“演技派”だという西畑に戦々恐々とする岸の一方、西畑は「本当の弟気分で演じさせていただきました」と満足げに明かしている。

【写真】『必殺仕事人2020』より 、ゲストの3人

 主演・東山紀之をはじめ、松岡昌宏、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、和久井映見、遠藤憲一ら仕事人たちが、世にはびこる悪をスカッと成敗する痛快エンターテインメント時代劇がさらなるパワーアップ。今回は『SNSの怖さ』をテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷つけてしまうことの恐ろしさを描く。

 2人は、人々が寝静まった夜中に現れ、世にはびこる悪事を落書きに残して去って行く、神出鬼没のアーティスト・バンクシーならぬ『晩来(ばんくる)』の正体。日々の暮らしに不満を募らせている人々が、この落書きを大絶賛し始めたことで、晩来は一躍時の人となる。すると、同心・渡辺小五郎(東山)ら権力者に手出しできない奉行所の面々に失望し、晩来の活躍に影響を受けた若者たちが『世直し組』を結成。晩来が絵で暴露した悪事を自らの手で一掃するべく立ち上がる。

 しかし、人々を喜ばせていた世直し組の正義が少しずつ暴走し始め、事態は思わぬ方向に……。正体不明の人物が人々を狂信させていくさま、その一方で一夜にしてまつり上げられた人物が一瞬で叩き落される恐怖、そして根も葉もないうわさを信じた人々が無自覚に人を傷つけて追い込んでいくという、SNSが情報を席巻する現代にも通じる悲劇を“必殺シリーズ”らしく風刺を利かせて描く。

 岸が演じるのは、小五郎の下で働く正義感の強い岡っ引き・亥吉(いのきち)は、権力に屈する奉行所の面々に失望。西畑演じる弟で絵師・才三(さいぞう)とともに『晩来』として、世に隠れた悪事を暴き始める。才三は口下手で引っ込み思案な性格ながら、卓越した絵の才能をもつ。昔から知り合いの涼次(松岡)にあこがれを超えた感情を持っているというキャラクターだ。

 西畑と兄弟役を演じることに岸は「僕からしたら最悪ですよ(笑)!」といい、その理由を「大吾は演技派なので、僕は正直怖くて仕方なかったです。だから『しっかり勉強させていただこう!』という思いで撮影に臨ませていただきました」と明かしたが、「撮影の合間には家の話や、オフの時は何をしているのかなど、たくさん話せて楽しかったですね」と満喫。一方の西畑は「実はいつか岸くんと一緒にお芝居をしたいと思っていたので、それが早くかなってすごく光栄です。いざご一緒したら、すごく優しくて、僕も本当の弟気分で演じさせていただきました」と喜んだ。

 そしてなんといっても大先輩・東山との共演に岸は「東山さんには“ジャニーさんソウル”を引き継いでいるからこそのむちゃブリ感などがあり…随所にその息吹は感じました(笑)。東山さんは、すべてを知り尽くしていらっしゃるからか、ナチュラルにかっこいい所作を取り入れていらっしゃるんですよね。東山さんが袖から小銭を取り出す所作を『すごくかっこいい!』と思いながら見ていました」と感激。

 松岡演じる経師屋の涼次に憧れる役柄でもある西畑は「松岡さんともお会いすることがあまりなかったんですが、ある日僕たちのところに来てくださったんです。風のように現れて、風のように去って行かれたんですけど、わざわざ来てくださったと聞いて、その男気に惚れました。才三が涼次にあこがれているのと同じで、西畑大吾的にもポッとなりました(笑)」とすっかりとりこに。

 岸は「長く愛されているドラマなので、自分と大吾が入ることでまた新しい風を吹かせたいと思っています。老若男女全ての方々に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」と呼びかけ、西畑も「今回、歴史ある“必殺シリーズ”に参加できて本当に光栄です。風刺的な部分もあって、皆さんに楽しんでいただける内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください」とアピールしている。