女優の上白石萌音が初代ヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月~土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。安子(上白石)の祖父・橘杵太郎(たちばな・きねたろう)を演じている大和田伸也のコメントが6日、到着した。

【場面写真】第5話では…夏祭りデートに出かけた安子&稔

 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、その娘・るい役を深津絵里、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 杵太郎は、御菓子司「たちばな」の初代大将。職人気質で金太や職人たちには厳しいが安子にはめっぽうあまいという役どころ。

――本作に出演することが決まったときの気持ちは?
朝ドラといえば、約40年前の『藍より青く』にヒロインの相手役で出させていただいて、僕は出征する役だったんですが、「助命嘆願(この役を死なせないでほしいという嘆願)」がNHKに届いたそうです。そんな朝ドラに70歳になっても出られることになり、緊張したりワクワクしています。しかも、最初はヒロインの相手役でしたが、今回はおじいちゃんの役ですからね(笑)。そういう意味では時代の流れも感じつつ、やっぱりうれしいですね。

――自身の役柄の印象は?
この時代の和菓子職人ですから、頑固者で厳しい人だと思います。特にお菓子作りには厳しい人なんですが、一歩家庭に入って孫を見ると、甘くなってしまいます。僕には孫はいないんですが、息子が2人いて妻もいますので、杵太郎が安子に甘くなる気持ちはよくわかります。仕事を継いでくれる息子の金太(甲本雅裕)に対して、本当だったらもっと厳しくしなければいけないんですが、まぁ少しうるさいな、というぐらいにしておきたいと思います。日常を生きているんだから、あんまり厳しくなく、怖くないようにしようかなと。僕、怖い顔になるとすごく怖いから(笑)。なるべくソフトに、安心してドラマを見ていただけるように、あんまり僕の怖い面を出さないようにしました(笑)。

――収録に参加した感想は?
現場の雰囲気は良いですね。特にコロナ禍ですから、みんな気をつけて気を張りつつやっていますし、僕もなるべく明るくするようにダジャレを言ったりしています(笑)。
また、お芝居の中だけじゃなく普段から、とにかく子役を含めてヒロインがかわいいです。だから現場も、楽しい良い雰囲気になっているんだと思います。

――放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
親子三代にわたる物語を、よく企画されたなと思います。ある意味では日本の近代史にもなるんでしょうね。僕たちがいなくなった後々の物語も、現代を投影している内容もあるみたいなので、そういうところも含めてよくできた物語だと思います。
展開が早いので、毎日しっかり見ていただきたいです。この時代、おじいちゃんの存在というものが、大きいとは言わないけれど家族の一本の柱として存在していたんだよと知ってもらえたらと思います。おじいちゃんおばあちゃんがいて、孫の世代までいっしょに生きていく。その楽しさを岡山編では味わってもらいたいです。日本の昔の家族の在り方を見て、ぜひ、毎朝ほっとしてほしいです。