若手落語家の登竜門『令和3年度NHK新人落語大賞』が23日、総合テレビで放送され、上方の女性落語家・桂二葉(かつらによう=35)が大賞に輝いた。女性の受賞は史上初めての快挙となった。

【写真】甲高いしゃべりで爆笑を誘った桂二葉

 入門15年以内で、東京では二ツ目、大阪では二ツ目に相当する若手を対象としたコンクール。今年は前身となった『NHK新人落語コンクール』から数えて50回目となり、東京予選に63名、大阪予選に44名の計107人が参加。東京予選を勝ち抜いた三遊亭好志朗、春風亭昇也、林家つる子、大阪予選を勝ち抜いた桂小鯛、桂二葉、笑福亭生寿が本選に進んだ。

 大賞に輝いた二葉は、桂米二の門下で10年目。おかっぱ頭と甲高い声をいかした軽妙なしゃべりで、女性初の頂点に立った。二葉は「女性が大賞を受賞したことがなかったということもあって、一番初めに一番になりたいという気持ちがあったので、ものすごくうれしいです」と喜びを爆発。審査員全員に支持されての完勝については、「満点というのは テストでも取ったことがなかったので、意外でした。びっくりしています」と笑わせた。

 司会は林家たい平と南沢奈央、審査員は片岡鶴太郎、桂文珍、広瀬和生、堀井憲一郎、柳家権太楼が務めた。本選は今月1日にNHK大阪ホールで行われた。