「令和仮面ライダー」第3弾として『仮面ライダーリバイス』が、9月5日からスタートした。仮面ライダー生誕50周年記念作品の主人公の仮面ライダーリバイ/五十嵐一輝を演じるのは、俳優の前田拳太郎(22)。もう1人の主人公である悪魔、仮面ライダーバイス/バイスの声は、人気声優の木村昴(31)が担当する。

【写真】悲願の“変身”へ顔から力の入る戸次重幸と温かく見守る映美くらら

 そんな一輝が大切にしているのが家族で、五十嵐家の次男の五十嵐大二を日向亘、五十嵐家の末っ子の五十嵐さくらを井本彩花が務める。その3兄妹の父・五十嵐元太を演じるのが戸次重幸(47)、母・五十嵐幸実を演じるのが映美くらら(42)となる。ORICON NEWSでは、戸次と映美にインタビューを実施した。

■『リバイス』出演決定でハプニング? 役どころも語る

――出演が決まっての周囲の反響は
【映美】製作発表まで誰にも言ってなかったんですよ! 私の兄が仮面ライダーが大好きで、濱尾ノリタカくんのお父さんみたいにグッズをいろいろ集めています。私にとって甥っ子になる兄の息子が影響を受けて大好きです。その影響で、うちの息子も仮面ライダーを見るようになりました。そういう環境なので最大の兄孝行だと思っています(笑)。

【戸次】それはサプライズですね。でも、逆に「なんで言わなかったんだ!」って怒られそう(笑)。

【映美】甥っ子も息子も喜んでいますね!

【戸次】僕も製作発表まで、家族以外には言っていなかったです。いの一番に息子には伝えたんですが、その後に自分の役どころを知って…。息子に仮面ライダーに出ることを誰かに言ったか確認したら「先生に言った!」と(笑)。「先生ならいいか…。仮に変身できることになったら、お友だちに言っていいからね!」と言いましたね(笑)。

――それぞれ、どんなキャラクターになっていますか?
【映美】家族を愛して、自分が育った銭湯のしあわせ湯が大好きで、パパさんも大好き。明るく家族を支えて、家族の中心にいるようなお母さんです。時に包み込むような温かさだったり、時に厳しく、影の大黒柱の意識で撮影しています。

【戸次】でも、実際に大黒柱なんです。私の役どころは、売れないYouTuber。おそらく1円も稼いでいないでしょう。あの銭湯もママさんの実家。たぶん、婿養子だと思います(笑)。銭湯でも、ロクに働いてないし…。不思議なのはママさんが、どうしてこれだけパパさんを愛してくれるのか。そこを描いていただきたいですね。

【映美】そのままでいてくれたらいい、という感じですよね。

【戸次】今はちゃらんぽらんに見えるパパさんだけど、過去に命を助けてくれたとか…。それぐらいのできごとがないと整合性がとれないぐらいの無償の愛なんです。そこを見てみたいですね。

■変身願望は? 好きな仮面ライダーも語る

――『仮面ライダーリバイス』は『仮面ライダー』放送開始から50周年記念となる作品です。過去の作品で、好きな仮面ライダーはいましたか?
【映美】男の子の番組というイメージだったので、子どものころは、そんなに触れてきていなかったです。でも、自分に子どもが産まれて、いつか見るのかなぐらいに思っていたら、兄が仮面ライダーのファンだと知ったんです。ちょっと早いんですけど3歳ぐらいに『仮面ライダージオウ』の後半から見始めました。そこから、おもちゃが家に増えていっています(笑)。なので『仮面ライダージオウ』ですかね。

【戸次】『仮面ライダースーパー1』です。ちょうど小学生くらいの頃でした。深く語れる思い出はないのですが、毎週見ていましたね。仮面ライダー以外ですが、メタルヒーローシリーズの『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』も好きでした。やっぱり男の子の遺伝子には“変身”への憧れが組み込まれているんですかね。

――製作発表でも「変身」への憧れを語っていました
【戸次】「変身」っていうせりふが言えたら役者を辞めてもいいと思ってますから。

【映美】言えちゃったら、どうするんですか(笑)。

【戸次】もうリタイアして北海道に戻ります(笑)。あと、もう1つ。「24」シリーズも好きで「お言葉ですが大統領」も言えたら…。それぐらい憧れのあるせりふが「変身」ですね。

――過去のシリーズでは、主人公の父が変身したこともあります
【戸次】僕はそこに期待しているんです! ジョージ・狩崎(濱尾ノリタカ)がいろいろなものを発明する。仮面ライダーオタクでもあるので、いっぱいベルトを持ってると思うんですよね。それを間違ってつけて「うわ~」とアクシデント的に変身できればいいなって思います(笑)。

――映美さんは変身願望は?
【映美】ありますよ! プロデューサーさんに伝えました!

【戸次】1年間あるので、なにが起こるかわからないですから! 悲しい話ですけど、デッドマンズに洗脳されて親子で戦うことになるとか…。そうなると怪人かもしれないのか。最悪、怪人でもいいので変身したいです!

――仮面ライダーから影響を受けたことはありますか?
【映美】子育てのことになりますかね。「ママ、戦いごっこしよう」と今も言われていて、やっぱり通る道なんだな、と。「うわ~」とやられたりして(笑)。やっぱり子どもがうれしそうな顔をするんですね。ほかの子たちも、これを見て、そうやって育っていくのかと思うと、自分の中でも大事な作品になりそうだなって思います。

【戸次】うちも息子がいるんですが、仮面ライダーって通過儀礼みたいなものですよね。子どもが憧れるっていうだけで…。この仕事をしていなかったら、なかなか携われないですからね。役者をやっていてよかったなと思います。あとは具体的に影響を受けたのは、蹴りですね。ライダーキックしていましたから。何十年かして役者になった時に「ライダーキックはキックをした方が痛いやり方」と知るんです(笑)。キックで本当に当てるのは足の裏じゃなくて、足首を寝かせて側面なんです。これは殺陣をやった時に学びましたね。どう記事にするんですか、この話(笑)。

――(笑)。役どころは、売れないYouTuberですが改めてイメージは?
【戸次】実は役者人生の中でも、なかなか難しい役なんです。具体的に言うと喜怒哀楽の何かが欠けていて、せりふを言うのも難しいんです。そういえば、パパさんのあのシーンがないなって気づくと思います。

――映美さんが演じる上で心がけていることはありますか?
【映美】身寄りもなくて一人ぼっちでいる人と結婚した。何かを感じているのかな、と。何も知らないので演じてはいないんですけど、それがこれから出てくるのかなと楽しみです。

【戸次】言えないことが多くてね(笑)。でも、ホントに無償の愛です。だって、家族全員で風呂そうじしているのに、1人ではんこを押すギネス記録に挑戦しても怒らないんだもん(笑)。「パパさん、頑張って!」って(笑)。

【映美】もしかしたらダメな奥さんかもしれない(笑)。

――最後に見どころをお願いします
【映美】家族の愛や絆、そういうところを見ていただきたいです。大変な時代ですけど、身近な人を大切にしたいと思ってもらえたら、うれしいです。

【戸次】もちろん子どもたちの活躍は見どころです。加えて、いつ、誰が、どのように変身するのか…。それが見どころでしょうね。そこに私演じる五十嵐元太も一役を買いたい! これは私の願いですが、見どころです(笑)。いつか「元太、変身したね!」って言ってもらえる日が来ることを願っています。