園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内で行われ、主演を務めるニコラス・ケイジとのやり取りを、園監督やキャスト陣が語った。

【集合ショット】栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香も登壇

 本作の舞台は架空の未来都市サムライタウン。悪名高き銀行強盗のヒーローはある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナーのもとから逃げ出したバーニスを連れ戻すよう命令を受ける。いったんはその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内にバーニスを連れ戻すために奮闘する。

 この日は、園監督のほか、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇。今回、ニコラスへのアクション指導を行った坂口は「基礎もしっかりしているので、刀の立ち回りとかを細かくやっていただきました」とし「ニコラス・ケイジだと認識しないで厳しく教えていたので(笑)。クランクアップ近くになって『オレ、ニコラス・ケイジとやっているんだ』となりました」と指導と演技に没頭していたと明かした。

 園監督は「本人が謙虚で、良い意味でスター性を感じない。若手俳優並みに謙虚で、なにも考えずに演出していました」とニコラスの仕事に対する姿勢を絶賛。さらに「撮影前にも安い居酒屋に行ったり、新宿のゴールデン街に行ってカラオケに行ったり(笑)。ボディガードもいない状態で若者と飲んでました」と親しみやすい人柄であると話していた。

 さらに、ニコラスの現在の妻は、本作の撮影で出会ったことを明かした園監督は「彼女はずっと前から僕の映画の見学に来てくれていて。毎回来てくれるので、今回は役を渡したら、ハリウッドドリームに行ってしまいました(笑)」と“キューピッド”となったといい、「ニコラス・ケイジは日本でもう1回結婚式をやりたいと言っているので、そのときは仲人役を」と話し、会場からも拍手が起こった。