TBSテレビは6日、Netflixで新作3本を順次全世界配信していくことを発表。その中の1本が、完全新作ドラマとなるNetflix シリーズ『離婚しようよ』(2023年、世界同時独占配信予定)。これは、日本のドラマ界で長年トップランナーとして話題作を世に送り出してきた脚本家の宮藤官九郎と大石静が、新作ドラマを共同執筆するというかつてない試みでもある。

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 2人が共同執筆するのは、気持ちは冷めきっているが、それぞれの事情ですぐには離婚出来ない夫婦が、一致団結して「離婚」という揺るぎない目標に向かっていくホームコメディ。「離婚に向かう夫婦の物語を男女の脚本家で書き分けるという斬新な企画」(宮藤)、「でも、やってることはいつもと同じですね」(大石)。

 プロデュースは、『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』『ごめんね、青春!』などで宮藤と組んできた磯山晶プロデューサー(TBSスパークル)。

 宮藤は「今のところすごく上手くいっている、と思っているのは僕だけでしょうか。大先輩の大石さんとの共同執筆はめちゃめちゃ楽しくて学ぶことばかり。どうやって書いてるのか。藤子不二雄スタイルなのか、ゆでたまごスタイルなのか。もったいないから教えません。このセリフは大石さんぽい、と思いきや宮藤、ここ宮藤だろうな、と思いきや大石さん、という風になってると思います。噛み合ってないところも多分なくはないけど、夫婦ってそういうもんだし、磯山さんがそこまで見越していたのなら、さすがです」と、手応えありあり。

 大石も「どういう発想で宮藤さんと私を組ませようと考えたのか、磯山Pの狙いは未だよくわかりませんが、当代一の脚本家だと思って、遠くから見ていた宮藤さんの傍らに、私がいるというドキドキ感はステキです」と、順調な様子だ。

 しかも、Netflixで世界へ向けて配信される作品ということで「初めての配信ドラマ、最後まで楽しく完走したいです」と意気込む宮藤。大石は「1組の夫婦の思うようにはいかない人生のやりきれなさは、宮藤さんのそれでもあり、私のそれでもあり、視聴者のみなさんの哀しみでもあると思うので、そのあたりを、それぞれの個性をチラリと出しつつ、面白おかしく描けたらな…と思っています。世界中の人に楽しんでもらえることを信じて!」とコメントしている。

 このほか、「TBS×Netflix」の第1弾として、10月10日スタートの小栗旬主演、日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(毎週日曜 後9:00)が、Netflixでは放送同日の深夜0時(地上波放送開始の3時間後)から毎週、世界配信。

 TBSのバラエティ番組から生まれ、映画化、イベント化、そしてゲーム化までされ、主題歌の「TSUNAMI」や「桜坂」などがミリオンヒットを飛ばすなど、社会現象にもなった恋愛リアリティ企画のリブートとなるNetflixシリーズ『未来日記』が、今年12月から世界独占配信される。