1968年に創設され、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている「シッチェス映画祭」。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭でもあり、このジャンルの映画好きが厚い信頼を寄せる映画祭だ。

【動画】映画『呪術召喚/カンディシャ』予告編

 日本で展開される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集め、今年で8回目となる。東京:ヒューマントラストシネマ渋谷、名古屋:シネマスコーレ、大阪:シネ・リーブル梅田、さらに京都:アップリンク京都にて、10月より開催される。

 本日は、今年のプレミア上映作品の一つ、『呪術召喚/カンディシャ』の予告編を紹介。人間が心に抱える負の感情が、呪いとなり、次々と人を死に追いやっていく…モロッコでは知らない人がいないと言われる妖女伝説がモチーフの超常ホラー。監督は、『ハイテンション』(2003年)のアレクサンドル・アジャ、『マーターズ』(07年)のパスカル・ロジェらと並び、フレンチホラー界の旗振り役として活躍しているジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロの監督コンビ。

 彼らは、妊婦に襲いかかる謎の女性がもたらす恐怖をおぞましい暴力とともに描き“映画史上最も邪悪”とも騒がれた禁断の一作『屋敷女』(07年)で知られている。『屋敷女』はあまりの凄惨さから日本公開時に大修正とカットを余儀なくされたが、今年ノーカット版が公開され、残虐すぎる描写が話題となった。2017年の『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』でもハリウッド作でありながら、相変わらずのバイオレンススタイルを貫き、残虐ホラーにおいて最も信頼のおける監督コンビと言っても過言ではない。

 そんな監督コンビによる新作『呪術召喚/カンディシャ』は、夏休みのある日、元カレから暴行されてしまったアメリは、復讐心に駆られ、呪術によって邪悪な魔物カンディシャを召喚してしまう。次の日、元カレの無残な死体が発見されて…。封印を解かれ次々と人を襲い続ける魔物の暴走をアメリと幼なじみのふたりの親友の3人は止めることができるのか!?

 予告編は、度を越したバイオレンスが満載。人が燃えたり、血塗れ&関節がグッチャグチャの死体が出てきたりとやりたい放題。魔法陣によって召喚された魔物が大殺戮の宴を繰り広げる。

■「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」
会期・会場:
10月29日(金)~11月11日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷
11月開催 シネマスコーレ
10月29日(金)~11月18日(木)シネ・リーブル梅田
11月19日(金)~ アップリンク京都

料金:当日一般1600円/専門・大学生、シニア1200円/高校生以下1000円