俳優の唐沢寿明が主演する日本テレビ系連続ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(毎週土曜 後10:00)第9話が、18日に放送される。先週第8話のラストシーンでは樋口(唐沢)から、石川透(増田貴久)を撃った、いわゆる内通者として名指しされたのは、まさかの片桐優斗(中川大輔)だった。そんな片桐が第9話でも暗躍し、仲間であるホワイトハッカー・緒方(田村健太郎)にも魔の手が忍び寄る。

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 今作は、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を掲げる緊急指令室“ECU”の活躍を描いたタイムリミットサスペンス。2019年放送の前作に引き続き、主演の唐沢が主人公の敏腕刑事・樋口彰吾、真木よう子が緊急指令室ECUの室長でボイスプロファイラー“声紋分析官”橘ひかり、増田が彰吾とバディを組む“透ちゃん”こと石川透をそれぞれ演じている。

 県警捜査一課の捜査員としてスーツに身を包み、課長の重藤通孝(藤本隆宏)のもとで捜査にあたっていた片桐。たびたび石川などに突っかかる場面はあったものの、血気盛んながら忠実に任務を果たしているように見えた。SNS上では「内通者は誰だ?」と活発な考察合戦が巻き起こり、生存していた重藤雄二(増田昇太)なのか、その兄の重藤通孝か、いや、ECUの誰か…といったさまざまな憶測が飛び交っていた。

 片桐は、これまでその生い立ちや経歴はあまり明かされておらず、なぜ内通者となってしまったのか、そこにはどんな思いや、憎しみ、悲しみが隠されているのか、そして、真犯人の久遠京介(安藤政信)とどのようにつながっていったのか、謎は深まるばかり。クライマックスへ向けて物語がますます加速していく。

■第9話あらすじ
久遠と内通し、石川(増田)を撃った片桐に銃を向けた樋口(唐沢)。しかし、片桐はすかさず通孝に銃を突き付ける。憎しみに火をつけ、自分に引き金を引かせることが久遠の目的であることに気づいた樋口は、通孝を生きて解放することを条件に、あえて片桐に逃亡を許す。その頃、海が見える別荘で現場のやり取りを聞いていた久遠は、自分の思い通りにならない樋口に苛立ちを感じていた。その目には、死んでもなお幻影となって久遠を責め立てる母親の姿が見えていて…。

樋口とひかりは、ECUメンバーを集め、徐々に分かってきた久遠の情報を整理する。有名な舞踊家の娘だった久遠の母・由紀子は17歳の時に久遠を妊娠。これまで久遠が直接殺した被害者たちは、自分の母親と同学年で同じ地区に住んでいた人物だったことがわかる。

一方、ECUの緒方は、片桐のPCを自宅に持ち帰り、解析を進めていた。片桐が頻繁にアクセスしていたダークウェブ上のサイトを調べると、なんと今まで久遠が火をつけて起きた殺人事件の数々が実況放送されていたことが発覚。片桐は、閲覧数を稼ぐことで久遠の資金源を確保していた。サイトを潰そうとPCを操作する緒方。しかしその時、突然部屋に侵入してきた片桐に襲われてる。目が覚めた時、緒方の前に現れたのは、微笑む久遠だった…。再び狙われる仲間の命、現場へ急ぐ樋口とひかりの無線に、緒方の絶望の悲鳴が響き渡る。