「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の漫画「前科者」(原作:香川まさひと、作画:月島冬二)を有村架純主演、岸善幸監督で実写化するプロジェクト。WOWOWで11月より連続ドラマを放送・配信、日活・WOWOWの共同配給で来年1月に映画が公開される。新着情報として、映画版に森田剛(V6)が出演することが明らかになった。森田は約6年ぶりの映画出演となる。有森と森田、保護司と前科者、過去と未来を対比する印象的なキャッチコピーの映画版の第1弾ビジュアルも解禁された。

【画像】連続ドラマ版『前科者』の出演者

 罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品。有村が、主人公の保護司・阿川佳代を演じる。

 森田は主演映画『ヒメアノ〜ル』(2016年5月公開)以来の映画出演。本作で演じるのは、職場のいじめが原因で同僚を殺めてしまった男・工藤誠だ。出所後、佳代の元で更生、社会復帰へ近づいていたのだが、ある日、こつ然と姿を消し、再び 警察に追われる身となってしまう。

 本作のオファーを受けて森田は「脚本を読ませていただ いた時に、自分に何かできるのではないかと直感的にひかれました」と話し、「今回演じた工藤誠をはじめ、何らかのトラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語でうそがない脚本だと思いましたし、一人でもうそがあると成立しないとも思いました。少なか
らず、自分自身もそういう思いを持って生きているのを感じているので、すごく難しくもありますが、勝負をしてみたいと思い、出演をさせていただくことになりました」と、作品への意欲を語っている。

 岸監督は森田の演技について「この映画にとって、罪を犯してしまった人間の存在感がとても重要だと考えていました。森田さんの設計する誠は気弱で優しく、常に罪悪感を背負っていました。それは本作品にとって大きな力となりました」とコメントしている。

 さらに本作へ森田を起用した理由をWOWOW加茂義隆プロデューサーは「俳優・森田剛の魅力に取りつかれ、いつか一緒に作品を作りたいと長く強く思い続けていました。本作の企画中に観劇した舞台『FORTUNE』に心打たれ、工藤誠役は森田剛しかいないと確信しました。有村架純、森田剛が演じる希望を持ちながら懸命に生きる人間模様。岸善幸監督こん身の一作を是非劇場でご覧ください」と話している。

 なお、映画版の劇場公開に先駆け、WOWOW放送・配信される連ドラ版(11月20日スタート、毎週土曜 後10:30、全6話※第 1話無料放送)は、佳代が新人保護司の頃にさまざまな「前科者」と向き合い成長する様を描く(ドラマの放送後にはAmazon Prime Videoでの見逃し配信を予定)。なお、映画版は原作にはない完全オリジナル作品(脚本:岸善幸)で、佳代が保護司として凶悪犯罪やままならぬ現実に立ち向かう姿を描く。