『Nizi Project』で話題を呼んだ「JYPエンターテインメント」代表のJ.Y. Parkと、「江南スタイル」が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが争奪戦を繰り広げ、2つのグループを誕生させる韓国の次世代K-POPボーイズグループ発掘オーディション『LOUD(ラウド)』が11日、最終回を迎えた。映像配信サービスdTVでは両社からデビューする2グループのメンバーがオリジナル曲を初披露する最終第15話を日韓同時生配信した。【以下ネタバレあり】

【名場面写真66点】嬉し泣きするケイジュ 脱落危機のヒョンスと抱き合うコウキも

 韓国の地上波放送局SBSで6月5日から放送開始された『LOUD』は、次世代ボーイズグループ発掘オーディション。応募条件は「2000年1月1日以降に生まれた男性」で、64ヶ国からの応募があり、200日かけて行われたグローバルな予選を勝ち抜いた総勢73人、そのうち日本人は6人が参加した。

 2PM、TWICE、Stray Kids、NiziUら数多くの人気グループを輩出してきた大手事務所・JYPからデビューが決定したのは、日本人のアマル(15)、ケイジュ(14)、韓国人のイ・ゲフン(17)、イ・ドンヒョン(14)、ユン・ミン(20)の5人(年齢表記はすべて、韓国の数え年ではなく日本の満年齢)。アマルとゲフンは元JYP練習生として参加した。

 一方、P NATION初のアイドルグループとしてデビューするのは、発表順に、韓国人のチョン・ジュニョク(16)、ウ・ギョンジュン(19)、ウンフィ(16)、チェ・テフン(18)、オ・ソンジュン(16)、そして、最年少12歳で唯一の日本人・コウキ。最終第8ラウンドで敗者チームの視聴者投票最下位となって脱落が決まったチャン・ヒョンス(17)は、最後のあいさつをしている途中、PSYが1人だけ救済できるワイルドカードを発動して復活させ、7人でのデビューが決定した。第2ラウンドで同じチームとなり兄弟のような間柄のコウキと抱き合って2人で号泣した。

 最終話では、Team JYPの5人、Team P NATIONの7人が、初めてのオリジナル曲をパフォーマンス。Team JYPの楽曲は、オーディションのタイトルも込められた「Get Loud」。番組のキャッチコピーでもある「BOYS BE LOUD」の精神も受け継いだ。一方、Team P NATIONは「180秒」と名付けられたヒップホップを基調にしたファンキーな楽曲を披露。P NATION初のボーイズグループのアイデンティティーを感じさせる1曲となった。

 半年に及ぶステージのフィナーレは、両プロデューサーが初めて共作した『LOUD』ファンソング「Walk your walk」を両社のデビューメンバー12人全員で披露。番組のファンのみならず、脱落した参加者たちにも向けられた感動的な1曲となった。

 エンディングでは、日本人参加者のアマル、ケイジュ、コウキが、韓国のオーディション番組では異例の日本語であいさつ。アマルは日本にいる母親に向け「お母ちゃん、今やっと終わりました! お疲れさまでした。頑張ります!」と満面の笑みで呼びかけ。ケイジュは「LOUDの企画でいろいろなスタッフさんに支えられて良い舞台を作ることができました。本当にありがとうございます」とあいさつ。

 弱冠12歳でデビューをつかんだコウキは「この歳でデビューするとは思っていなくて、デビューしてアーティストとして活動していく中で(Team P NATIONの)兄たちや視聴者さん、そして事務所の方々、皆さんの支えのおかげでここまで来れました。本当にありがとうございます」と、いつものように礼儀正しく頭を下げて感謝の想いを伝えた。