PIST6(ピストシックス)は、千葉競輪場跡地に建築された250メートル周長の木製バンクを備えた『千葉JPFドーム』にて、トラック競技の国際大会で行われる「ケイリン」種目に準拠した公営競技として、新しい自転車トラックトーナメント『PIST6 Championship』を10月2日に開幕する。それに伴い、9月8日に東京・原宿クエストホールにて『PIST6 Championship開幕発表記者会見』を開催した。

【別カット】会見には新田祐大選手&脇本雄太選手も登壇!『PIST6 Championship開幕発表記者会見』の模様

 本会では、冒頭に『PIST6 Championship』のコンセプトムービーを放映。その後、事業施行者である千葉市の神谷俊一市長は「千葉競輪は2015年に一旦は廃止を決めていましたが、250競輪の構想実現の提案を受け、千葉JPFドームが自転車スポーツの拠点や千葉公園のランドマークになると確信しました。多くの市民に親しまれてきた千葉公園に建てられる新しいドームは、幅広い年齢層の方々にスポーツ観戦をしていただける場所として、新たな楽しみ方を提案できると思います」と語った。

 続いて、ドームの建設を担ったJPF代表取締役の渡辺俊太郎氏は「“普及”と“強化”に力を入れ、子供たちの憧れる競輪の世界を作り、将来的には日本と世界のトップ選手が戦える場にしたいです。競輪選手のステータスを上げて、日本を自転車大国にすることを目指しております」と意気込んだ。

 また、本トーナメントの運営・管理を担う会社として誕生したPIST6代表取締役社長の鈴木千樹氏は「千葉JPFドーム内では、スポーツだけでなくフード、アート、ファッションなどが融合した全く新しいスポーツエンターテイメントをお楽しみいただけます。スピード感あふれる競技性、ベッティングによる娯楽性、今までの競輪のもつ魅力を踏襲しつつ、トップクラスの自転車競技選手が一年かけて戦う自転車競技エンターテインメントとなります」と説明した。

 さらに、インターネットでの車券販売等、テクノロジーを通じて本トーナメントの新たな可能性を創出するミクシィ代表取締役の木村弘毅氏は「私たちの役割は、テクノロジーとコミュニケーションのノウハウを通して、自転車競技の持つ魅力を引き出し、増大させることにあります。競技の演出、AI による映像編集、ワンストップの決済システムなど、当社の技術を発揮しています。また、今回の取り組みの最大の特徴はTIPSTAR と連携しているところにあります。それにより会場でもオンラインでも誰でも簡単にお楽しみいただけます」とし、レースとテクノロジーを掛け合わせた楽しみ方を提案した。

 プレゼンテーションの後には、渡辺氏、鈴木氏、木村氏の3人で『PIST6 Championship』の優勝トロフィーのアンベールを実施した。優勝トロフィーの制作は、現代美術家・松山智一氏が担当。トロフィーの3つの輪は、さまざまな連鎖反応の上に我々という存在があること、盛者必衰であること、しかし負けても終わりではないこと、そんな人の営みを表現している。

 発表会の最後にはさまざまなケイリンの国際大会で優秀な成績を誇る、新田祐大選手と、脇本雄太選手が登壇。本トーナメントの誕生について、新田選手は「新しいエンターテイメントに振り切った中で、さらにベッティングもできるという点で、これからの自転車競技界を担う新しい世代の注目を集めることを期待しております」と声を弾ませた。また、脇本選手は「(将来的に)世界のトップライダーが日本に来る機会になり、また盛り上がるレースが日本でできることを期待している」と、海外の選手と競えることの意義について語った。