お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が10日、東京・吉本興業新宿本社で行われた『笑う東大、学ぶよしもと プロジェクト』SDGs人材交換留学「漫才ワークショップ」取材会に出席した。

【写真】”石田賞”を受賞した39太郎

 同プロジェクトは今年3月、東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテイメント」をかけ合わせたものとして発足。2025年大阪・関西万博、そのさきのSDFs目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンタメの対話、協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指していく。

 この日は、東大生が吉本興業が持つ「体験プログラム」に参加。石田が講師を務め、漫才に関する特別講義を行い、学生同士でコンビを組んでネタ作りに挑戦して漫才を披露した。

 東大生の漫才を見た石田は「漫才の骨組みのようなものは渡したんですが、それをほとんど利用していなかったです。それぞれが個性を発揮しているから、うちの若手ももっと頑張ってもらわないと(笑)」と短い時間で漫才を仕上げた東大生たちを絶賛。

 さらに「(東大生は)飲み込みが早いですね。メモするところのポイントとか、ここが重要とわかっているんだなというのが伝わってきました。反応が良かったので講義も楽しかったです」とやりきった様子だった。

 自身の初ステージを聞かれると「NON STYLEとしてだと道端になるんですよね。そのときはめちゃくちゃ練習してやったんですけど、大きい声すら出せなかったです。おもろいこと考えたけど、酔っぱらいのサラリーマンにボロクソ言われました」と大失敗に終わった過去を振り返った。

 そして「そのとき井上(裕介)が『なにくそ!』と思って、僕は『やめたい』と思ったんです。だから、井上がなにくそと思ってなかったらNON STYLEは続いてなかったんです」と相方に感謝。コンビが長く続く秘けつを聞かれると「井上が爆死した日があるから、いまの井上がある。あれがなかったら解散してましたよ」とつらいときこそ、お互いを助け合うことができることが、長続きする理由と話していた。