俳優の町田啓太が10日、NHK札幌放送局の新会館で行われた大河ドラマ『青天を衝け』オンラインスペシャルトークに登壇した。

【写真】質問を受けると身振り手振りで真摯に回答した町田啓太

 10日放送の『あさイチ』に生出演したあと、飛行機で移動して札幌に来るというハードスケジュールで駆けつけた町田。北海道には仕事や家族旅行で着たことがあり「カニなどの海産物や、スープカレーも本当は食べたい。今回は時間がなくて、またリベンジしたい」と再び来ることを誓った。

 『青天を衝け』では新選組の副長・土方歳三を演じている町田。第16回で放送された「池田屋事件」では“かっこいい”という反響が相次いだが「かっこよく切り取ってもらいました」と謙虚。「殺陣のリハーサルも別の日に何日かしたが『こういう殺陣でやります』としていたのに、実際の撮影現場はかなり狭い路地で、人が2人通るのも大変なぐらい狭くて。リハーサルから変更があったりしたので、どうしようと焦りもあったけど、いい意味で緊張感もって、このシーンを撮影できました」と振り返った。

 渋沢栄一を演じる主演の吉沢亮とのエピソードについては「一緒にお芝居した際に、吉沢さんも剣道をしていて、自分も剣道していたので、剣道の話で盛り上がりました。刀を抜く抜刀など、どうやったらスムーズにできるんだろうという話などもしていました」と明かした。

 本作における土方歳三について聞かれると「人間味があってシンパシーを感じる。鬼の副長と言われているけど、そこだけではない。田舎から出てきた想いがあるんじゃないかとかいろいろ調べて、僕なりに解釈すると、武士として、どうあるべきかを最後の最後まで考えて、そしてさらに、こうあるべきだと演じていた人間ではないかと思いました」と回答。

 また、一番印象に残っているせりふをリモート参加者から質問されると「『潔く命を捨てるその日まで、ひたすら前を向くのみだ』ですかね。これは土方だからこそ出てくる言葉だと思いました。台本読んでいても、すごく重みを感じました。これを言うための、渋沢との距離感だったりがあったので、すごく印象的に残っています」と語った。