ぐるなびは9日、2021年『トレンド鍋』に“まるごと鍋”を選定したことを発表した。 昨年の『トレンド鍋』は、コロナ禍でも楽しめる鍋の食べ方スタイルとして“みんなでこなべ”を選定。今年は新たな食のスタンダードとして注目されている、サステナビリティに配慮された鍋として”まるごと鍋”を提案する。

【写真】うま味が凝縮!アラでだしをとったたいしゃぶ鍋

 近年、ゴミの排出量を抑えるため、ペットボトルのラベルレス容器の商品が発売されたり、カフェや飲食店がプラスチック製から、紙ストローへ切り替えを行うなど「サステナブルな社会」実現のために企業のSDGsへの取り組みが活発化し、人々の関心も急速に高まってきている。

 また、2019年に食品ロス削減推進法が施行されて以降「食品ロス」の削減は大きな社会課題として認識され、21年に入ってからは、小売店や食品メーカーにおいて、賞味期限の見直しや、賞味期限が近い商品の値引き販売をはじめるなどの動きが見られる。

 飲食店においても、食材を無駄にしないよう効率的な仕入れや、保存がきく食材の利用、余った料理の持ち帰り用の容器の提供など、積極的に「食品ロス」の削減に取り組む店舗が増えてきた。

 さらに、行動範囲が制限されるなか、地元の生産者や飲食店を応援する「応援消費」が各地で広がることで「地産地消」への意識も高まっており“まるごと鍋”は2021年ならではの鍋のスタイルとして期待されている。

 “まるごと鍋”は、食材をまるごと使い切る、端材で出汁をとる、タレを使わなくてもスープに味がついているなど、具材・味・食べ方で食品ロス削減や地産地消などの「サステナビリティ」に配慮した鍋となる。