女優の篠原涼子がウェディング・プランナー役で主演する群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』が、来年3月12日に公開されることが発表された。芸人、タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮する笑いの鬼才・バカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実らが共演する。

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 結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント。しかし、結婚式に命を懸けていたのは2人だけじゃなかった!? 新郎新婦の同僚や友人、そして親族が、なぜか並々ならぬ情熱を胸に披露宴に集結。主賓あいさつに人生を懸ける新郎の上司・財津(高橋)を筆頭に、彼らの熱すぎる想いが暴走し、式はとんでもない方向へ…。担当ウェディング・プランナーの中越(篠原)は新郎・彰人(中村)と新婦・遥(関水)のSOSを受け、披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走する。さらに、新婦の元カレ・裕也(岩田)や、謎の男・澤田(向井)も現れて…。“絶対にNOと言わない敏腕プランナー”は、全ての難題をクリアし、2人に最高の結婚式を贈ることが出来るのか!?

 3年ぶりに映画主演を務めた篠原は、「バカリズムさんの脚本は、テンポが良くて面白く、スラスラ読めてしまいました。私が演じさせて頂いた中越は、プランナーとして新郎新婦や、式に参列する皆さんを支えるという立ち位置だったので、あまり出過ぎないよう、キャラクターを守ってやらせていただきました。周りの皆さんが本当に個性的で面白い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待していただきたいなと思います」と、コメントしている。

 監督は、『勝手にふるえてろ』(2017)『私をくいとめて』(2020)で東京国際映画祭観客賞を受賞するなど、映画ファンから絶大の支持を集める大九明子。撮影は今年3~4月にかけて行われた。

■そのほかのキャストコメント

▼中村倫也
 まず何よりバカリズムさんの脚本が面白くて。自分の役については「新郎あるある」が多分に含まれているのかなあと、そんな感覚を大切に少しずつ手繰り寄せました。結婚は墓場だ、なんて悲劇的な言葉もありますが、この作品は間違いなく喜劇です。きっと新郎新婦のことも、また二人の式に関わった全ての人の未来も、「幸あれ!」と願っていただけると思います。ぜひご期待ください。

▼関水渚
 私は大九監督の『勝手にふるえてろ』の大ファンであり、バカリズムさん脚本の作品に出演することが一つの夢でした。こんなラッキーなことがあるのかとびっくりしましたし、とてもうれしかったです。登場人物全員が生きることを楽しんでいる、とてもハッピーな映画です。バカリズムさんの脚本が本当に面白くて、これは絶対素敵な映画になるなと思いました!

 両親に大切に育てられた箱入り娘です。周りの人に愛を持って接することのできる素敵な女性です。先輩方やスタッフさんが皆様とても優しくて和やかな現場でした。特に同級生役の皆んなとは撮影中に本物の同級生くらい仲良くなり、とても居心地が良かったです。撮影の時に感じた、とびきり楽しい気持ちが全部映像に映し出されているハッピーな映画に仕上がっています! どんな年齢の方でも、どんな気分の方でも楽しんでいただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください!

▼岩田剛典
 企画書やバカリズムさんの脚本を読んで、面白い作品になりそうだと思いましたし、役どころもちょっとぶっ飛んでいてぜひチャレンジしたいと感じました。共演者の方々とも久しぶりにまたご一緒できるのもうれしかったです。

 脚本がバカリズムさんならではのコメディ要素が満載で、ニヤニヤしながら脚本を読ませていただきました。結婚式を舞台に、それぞれのキャラクターの視点で、それぞれの立場での結婚式あるある的な描写や、行動の裏側の心理やプロセスについて掘り下げているところが、とても人間らしくて好きです。

 僕の役は新婦の元カレという役どころでした。元カノにまだ未練があって、元カノの結婚式当日に周りの親友に乗せられて勢いのままに会場に花嫁を奪いに行くというとんでもない設定です。いろんな意味で我慢しているキャラクターでした。最後はスッキリできて本当によかったです。撮影は、ベースから大九監督の笑い声が絶えない、とても明るく楽しい現場でした。

 今のご時世にぴったりな、明るいコメディ作品になっているかと思います。僕は初号で一足先に拝見させていただきましたが、マスクの下で何回か吹き出しました。日常を忘れて、少しでも皆様の笑顔になれるひと時になればと思います。

▼向井理
 あまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど!と唸るような気持ちでした。ドタバタな展開の中にもしっかりとドラマやキャラクター描写が散りばめられ、読みやすく且つ濃い内容になっていると思いました。

 役柄上あまり多くの共演者と絡むことはなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さんもとにかく面白いものを作ろうという気概を感じました。こんな時代だからこそ、思い切り笑ってもらえる映画になったと思います。たくさんのキャラクターそれぞれが粒立ち、愛着のある群像劇です。ぜひ、劇場でご覧ください。

▼高橋克実
 冒頭からラストまで本当に、抱腹絶倒です。なんといってもバカリズム君が脚本を書いているから、非常に面白いです。私の役は新郎の上司・財津という、あることがきっかけで主賓あいさつで笑いを取る、ということに没入していく役柄です。基本真面目なキャラクターなので、スピーチの時もとにかく冷静に話そうとするのだけど、傍から見ていると面白い…となるように気を付けました。現場で他の方の撮影も見ていましたが、どのシーンもとても面白かったので、ぜひご覧いただきたいと思います。