8月31日は英国のダイアナ元皇太子妃の命日。没後25年となる2022年に。ダイアナ元皇太子妃の人生を変えたクリスマス休暇が描かれる映画『スペンサー(原題)』と、ダイアナ元皇太子妃の生涯をアーカイブ映像、未公開フッテージで紡ぐドキュメタリー映画『ダイアナ(原題)』、2本の映画の日本公開が決定した(配給:STAR CHANNEL MOVIES)。

【写真】ダイアナ元皇太子妃を演じるのはクリステン・スチュワート

 1997年8月31日、世界に衝撃が走る。ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったのだ。そのニュースは世界中を駆けめぐった。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生きざまは世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。

 映画『スペンサー』は、あす9月1日からイタリアで開催される「第78回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門でワールドプレミアとなり、トロント映画祭への出品も決定している。ベネチアの金獅子賞争いはもちろんのこと、今年から来年の賞レースに絡んでくる重要作品として、各メディアが注目している作品だ。

 ダイアナを演じるのは、『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。チャールズ皇太子役にはジャック・ファーシング(『風の勇士 ポルダーク』)。そのほか、『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演することが明らかになっている。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパプロ・ラライン。

 物語は、1991年12月。週末をロイヤルファミリーたちと過ごすためにエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスを訪れたダイアナ。チャールズとの離婚を決意し、家族と過ごした最後のクリスマス休暇が描かれる。全米公開は2021年11月5日予定。

 一方、エド・パーキンズ監督(Netflix『本当の僕を教えて』)によるドキュメタリー映画『ダイアナ』は、過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構成され、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じるように編集。ダイアナを扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は日本では初となる。

 制作陣はダイアナを通じて、「イギリス王室ばかりでなく、より広い社会にパワフルな影響力を持っていたこの複雑な女性を出来る限り正直に描きたいのです。それはダイアナと王室、そしてダイアナと私達皆といった関係を描いたとても個人的で人間的な話ということになります」と語っている。世界公開は2022年予定。

 在位中のエリザベス2世が主役のNetflixのドラマ『ザ・クラウン』が世界中で人気を博し、同ドラマでダイアナ元妃を演じた新人女優エマ・コリンが本人にそっくりと評判になるなど、ダイアナ人気は健在。亡くなってから25年の時を経て、彼女の魅力が新たに再発見されることを期待したい。