主演・田中圭×メイン監督・堤幸彦のタッグによるHuluオリジナルドラマ『死神さん』(9月17日よりHuluにて独占配信スタート)の第肆話(第4話)に長谷川京子、第伍話(第5話)に竹中直人が出演することが発表された。

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 本作は、大倉崇裕氏の同名小説『死神さん』(幻冬舎文庫)を原作にしたミステリードラマ。“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん/田中)が、事件ごとに相棒を替えながら冤罪事件を再捜査し、徹底的かつ真摯に真実を明らかにしていく姿を描く。

 第肆話で、長谷川が演じるのは、警視庁人事課の監察係・陣野澄香(じんの・すみか)。いわゆるキャリア組で、金町北署内で発生した押収物窃盗事件の犯人と疑われ自殺した同署会計課の女性警察官・桑山とは警察学校の同期、捜査の報告を受ける立場でもあったことから儀藤の相棒に指名される。「犯人は桑山しかいない」と断定する陣野は再捜査には後ろ向き。そのうえ警務部長から再捜査を妨害するよう指示されており…。果たして再捜査の行方は?

 陣野役について長谷川は「儀藤と出会って、彼女が自分を律していくというところは、非常に気丈だし、正義に対してすごく真剣に向き合おうとしている強い女性かなと思います」と語り、儀藤との長い掛け合いのシーンでは「儀藤は基本的に感情の変化がない人なので、その中で私が踊らされている感じが、すごく楽しかったです」と、撮影を振り返った。田中は「監督が第肆話をシリアスめな回にしたいとおっしゃっていたのは、京子さんがビシッとカッコいい、重厚な相棒になってくれるからなんだなと思いました。撮影していて、本当に楽しかったです」と、コメントしている。

 一方、第伍話で竹中が演じるのは、儀藤の相棒となる元刑事の米村誠司(よねむら・せいじ)。10年前に発生した児童誘拐事件の捜査中に被害者の父親との間にある因縁があったことから、一時は容疑者として浮上していた、いわくつきの人物。現在は警察を辞め、認知症の妻を介護しながら暮らしているが、10年服役していた男性が無罪となって釈放されたことから、現職から退いているにもかかわらず、儀藤の再捜査の相棒に指名される。実は米村は、10年間持ち続けた“ある疑念”と、愛する妻にも言えない自身の秘密を抱えていて…。

 米村役について竹中は「人の顔をじっと見ると、その人がうそをついているかどうか、すぐにわかるというスーパー能力を持った元刑事なので、役作りには6週間ほど時間をかけました。瞬きをしないということが大事だと思い、瞬きをしないで3週間ほど生きてみようと決意しましたが、やはりそれは絶対無理だと気づき、きっぱり止めました!」と、冗談を交えながらドラマの見どころについて「(儀藤役を演じた)田中圭ちゃんです。とてもチャーミングというか独特なしゃべり方のトーンがとても魅力的! あの声とあの身体で近づいてこられると、たまったものではありません!(笑)」と、語っていた。

 田中は「竹中さんとは、くだらないせりふや何でもないやりとりが、めちゃくちゃ面白くなっちゃうんですよ。真剣にやっているんですけど、笑ってお芝居にならないっていうのをやってしまって…(笑)。何度も共演させていただいていますが、また一緒に作品ができて、うれしかったです」。

 竹中は儀藤の風貌やポーズを気に入っていたようで、「この作品がシリーズ化するのなら是非私が、ニセ儀藤として新たなキャラクターで登場したいです。本物の圭ちゃんの儀藤はいっぱいしゃべるので、ニセ儀藤はほとんど無口な儀藤として顔圧、目圧で登場したいと必死に売り込んでいます!」との野望も口にしていた。

■第肆話あらすじ

 金町北署が押収物として保管していた現金4000万円が盗まれた。署内の保管室に日常的に出入りしていて、事件後に金遣いが荒くなったという噂の会計課の警察官・桑山蘭(入山法子)が捜査線上に浮かび上がるが、桑山は取り調べ前に自殺してしまう。儀藤(田中圭)は、警視庁人事課の陣野澄香警視正(長谷川京子)を相棒に指名して再捜査を始める。陣野は桑山の警察学校時代の同期であり、捜査の報告を受ける立場にあった。陣野は一貫して桑山が犯人で再捜査は意味がない、というスタンスであったが、儀藤と捜査を進めるうちに、金町北署のずさんな捜査に気づき始め…。

■第伍話あらすじ

 エンジェル伊藤事件の容疑者として逮捕された南川メイ(前田敦子)の元を儀藤(田中圭)が訪れるが、儀藤にメイの事件を再捜査するつもりなど毛頭なく、メイは憤激する。儀藤が気にしているのは東祖師谷児童誘拐事件。拘留されていた小木曽光三が10年ぶりに釈放されていた。儀藤が再捜査の相棒に選んだのは、既に警察官を退職していた米村誠司(竹中直人)という元刑事であった。米村は誘拐捜査の最中に、容疑者として浮上したこともある、いわくつきの人物。誘拐事件にはいくつかの不審な点もあった。誘拐された児童の父親・河田徹(野添義弘)が犯人と裏取引して子供を取り戻していたこと。事件が明るみに出たのは、子供を取り戻した後に、警察署にかかってきた通報電話であったこと。河田はカルトまがいの集団の指導者であったことなどだ。