愛知県常滑市の伊藤たつや市長が30日、自身のツイッターを更新し、きのう29日に同市で開催された音楽フェス『NAMIMONOGATARI2021』の主催者に対し、抗議文を送付すると明かした。

<Twitterはこちら>伊藤たつや市長が掲載した抗議文

 愛知県常滑市の愛知県国際展示場(AICHI SKY EXPO)多目的広場 野外ステージで開催された同フェスについて、感染対策が十分に取られていない写真や動画などがSNSを中心に広がり、批判を集めていた。

 伊藤市長は「昨日開催されたnamimonogatariについて、本日から始まりました市議会定例会の冒頭のあいさつで述べさせていただきました。本日付で主催者に対して抗議文を送付いたします」とし、文章を掲載した。

 以下、掲載された文章全文。

■伊藤たつや市長の市議会定例会冒頭あいさつ

 最後に、昨日アイチ・スカイ・エキスポで開催された『namimonogatari2021(波物語)』ですが、このイベントは2016年から2019年まで、りんくうビーチで開催されていました。その際にもトラブルの絶えないイベントでしたので、今回の開催も大変危惧しておりました。そこで先週26日、イベント会場管理者を通じて主催者に国・県の要請やガイドラインを遵守すること、市民病院はひっ迫しており、ケガや熱中症等の救急搬送に対応が取れない可能性があること、市民との接触を避けるため、終了後は速やかに帰宅して頂くことなどを勧告しました。

 しかしながら開催されたイベントは、上限人数の5000人をはるかに超え密集しており、酒類の提供も行われ、多くの人がマスクをつけない状態で行われていました。私たちの勧告もむなしく、国や県の要請、ガイドラインも全く守られていない、極めて悪質なイベントでありました。

 コロナの感染状況が広がっている本市において、緊急事態措置のもと、文化会館などの公共施設を閉鎖して、感染拡大防止の取組を強めるなど、市民の皆さまには多くの我慢をして頂いている中で、このようなイベントが開催されたことに、強い憤りを覚えます。

 主催者には今日付で、市民の努力を愚弄する悪質なイベントを開催したことへの遺憾の意と、今後二度と本市の施設であるりんくうピーチを使用させない旨を記した抗議文を送付いたします。