東京都の小池百合子知事とエリック・ガルセッティ米ロサンゼルス市長が27日、オンラインにて、東京都とロサンゼルス市の交流・協力に関わる合意書を締結した。

【写真】締結式での小池百合子都知事&エリック・ガルセッティロサンゼルス市長

 交流・協力する分野は(1)オリンピック・パラリンピック競技大会開催都市として、レガシーの創出につながるハード・ソフト両面に渡る多面的な取組に係るベストプラクティス・経験の共有、(2)2030年カーボンハーフ及び2050年CO2排出実質ゼロ達成に向けて、“Time to Act”(今こそ行動する時)という認識に基づく気候危機への公正な対応の加速、(3)自然災害をはじめとする危機に対するレジリエンスの向上、(4)環境に配慮した港づくりに係る意見交換を含む、姉妹港間での友好関係と相互発展の促進、(5)CHANGE(男女平等参画のための都市間ネットワーク)共同設立都市としての男女平等参画の推進。

 小池都知事は「オリンピック・パラリンピックの分野では大会のレガシーの創出につながるベストプラクティスを両都市で共有していくこと、環境では今こそ行動する時との認識に基づいて気候危機への対応を加速させる。災害へのレジリエンスについては、自然災害をはじめとする大都市が直面するさまざまな危機に対する経験を共有していくこととしている」と説明した。

 また「東京港とロサンゼルス港が来年姉妹港の締結35周年を迎えるにあたり、引き続き両港の友好関係、相互発展の促進を図る」とし、「男女平等参画は誰にとっても住みやすい社会の実現のために男女を問わず一人ひとりが個性と能力を十分発揮できる機会の確保が重要」と強調。最後に「合意書の締結を契機に今まで以上に東京都とロサンゼルス市の交流を深めて、2つの都市の発展につなげていきたいと考えています」とした。

 ガルセッティ市長は「3年前に東京都と覚書を締結したが、その時はこれから訪れるさまざまな大変な出来事を知るすべもなかった。そのような中、東京は私達に勇気とレジリエンスと前進を見せてくれた」と言及。そしてこの合意書締結により「パンデミックからのリカバリーをグリーン、公正、サステナブルにできると確信している。こうした働きにおいて、東京、ロサンゼルスは世界ほかの都市とともに手を携えている。ともに手を携えてこのことを行っていきましょう」と力強く呼び掛けた。