『Nizi Project』で話題を呼んだ「JYPエンターテインメント」代表のパク・ジニョン(J.Y. Park)と、「江南スタイル」が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが争奪戦を繰り広げ、2つのグループを誕生させる韓国の次世代ボーイズグループ発掘オーディション『LOUD』(全15話 毎週土曜 午前0時)。映像配信サービス「dTV」で28日午前0時に配信開始となる第10話(日本語字幕付き)の先行カットが解禁となった。

【写真20点】JYPが「彼女を作らないで」と懇願 エース候補ジュンヒョクの笑顔

 このオーディションではJYPから1組、P NATIONから1組のボーイズグループがデビューするが、前話からは、デビュー後の所属事務所が決まる個人戦の第5ラウンド「キャスティングラウンド」が行われている。

 人気のある参加者に2社ともオファーせず、キャスティング保留が続いて重い空気が漂う中、元P NATIONの練習生で第1ラウンドから圧倒的な歌声でエース候補と言われてきたチョン・ジュンヒョクが登場。第4ラウンドではJ.Y.Parkから「彼女を作らないで」と懇願されたほど魅力的なジュンヒョクは、切ないメロディーが印象的なWanna Oneの「Beautiful」を披露する。

 圧倒的な歌声のみでなく、完璧なラップとダンスまで披露し、エースとしての実力を見せつけたが、J.Y.Parkは歌について「少し逃げた部分がある」と指摘。しかし、今までも彼の“ベスト”を何度も目撃してきたというPSYは「(うまくなりたいという)欲があることも知っているし、歌も自分で必死に練習すると思います。これからも君の“ベスト”が変わらないことを願っています」と絶大な信頼の上に築かれた言葉をかけてキャスティングした。

 続いて登場したのは、各ラウンドでチームの中心メンバーとして他のメンバーを引き上げてきた最年長のユン・ミン。“自分らしさ”を思うように出せずに悩む気持ちを表現した自作曲「一方通行」を披露した。

 J.Y.Parkは「頑張り過ぎることで自分が隠れている。そして、それを直そうとして頑張るから余計に隠れてしまう」という厳しい指摘。参加者と両プロデューサーの間に入って好条件を引き出す役目のスーパーエージェントのイ・スンギは「僕も同じ悩みを抱えていましたが、他人や世間を一番に考えずに、自分を一番に考えるともう少し楽になると思います」とアドバイス。キャスティングを待つ間もスンギが「笑いたくなければ笑わなくていい」と優しく声をかけると、抑えていた感情があふれ出して涙が止まらなくなってしまい、仲間たちや各事務所の実務スタッフからの信頼も厚いミンへの共感の涙に包まれる。

 10話のラストは、元JYP練習生の日本人参加者・アマル(15)。エース候補として大きな期待をかけられるアマルは、恋人との別れを歌ったDEANの「D(half moon)」に、自作のラップを乗せた。1人きりで眠るときにふと、日本にいる家族が恋しくなる気持ちを表現するため、ステージにはベッドも用意された。

 その甘い歌声を絶賛されてきたアマルは、歌いだしの第一声でプロデューサーをたちまち魅了。J.Y.Parkもこれまでにないほどにメロメロな表情を見せ、「個人的には『LOUD』で最高のステージでした!」と最上級の賛辞を送り、続けてアマルが参加したJYP練習生オーディションのことを回想した。成功したい理由を聞かれ、「日本で介護の仕事をする家族を支えるため」と答えたアマルのことが忘れられなかったと明かし、「彼の夢をかなえてあげたい。今日のステージを見たら手伝ってあげられそうです」と太鼓判を押した。

 予想できないどんでん返しの連続となった第5ラウンド。希望どおりのキャスティングに喜び、オファーされずに悔し涙を流す参加者は果たして誰なのか?