2014年に結成され、ライブ活動やバラエティ、ラジオなど幅広く活躍するアイドルグループ・虹のコンキスタドール(通称:虹コン)。4月に桐乃みゆと、2017年に卒業した大塚望由を新メンバーとして迎え、12人での新体制がスタート。今年迎える7周年をRAINBOW YEARと称し、7月14日にはAnniversary EP『RAINBOW SUMMER SHOWER』が発売、7月10日からは東名阪をまわるツアーが決定している。毎年恒例になった夏曲や新メンバーへの期待など、この夏怒涛の展開で注目を集める虹コンの今について、的場華鈴、根本凪、桐乃みゆに話を聞いた。

【動画】虹コン大発表スペャル

――Anniversary EPに収録される新曲「世界の中心で虹を叫んだサマー」について、聞きどころやお気に入りポイントを教えてください。

【的場】今回で虹コンの夏曲は7作目なので、これまでの6作品の歌詞や振りをぎゅぎゅぎゅっと詰め込んでいます。歌詞にも曲調にも虹コンらしさがありつつ、これまでの集大成感もあり、7周年にぴったりの曲になりました。特にみっふぃー(桐乃みゆ)と一緒に新メンバーとして入ってきたミーユ(大塚望由)が、2番のサビで歌うパートだったり、アウトロでみんなが叫ぶように歌うパートは、今だから歌える曲だなと思います。

【桐乃】私にとっては初めての虹コンの夏曲で、落ちサビの「ただ命を使うだけの いつか消える日々ならいらないの」というパートを歌わせてもらっているんですけど、そこがすごく好きで。ただアイドルとして毎日を過ごすんじゃなくて、虹コンでいることを誇りに思って、一生懸命にやっている気持ちが伝わったらいいなと思いながら歌っています。ライブでこのフレーズの前になると「やばい、私のパートが来る!」といつも緊張しているんです。

【根本】MVの冒頭の小芝居は今までになかったよね。私はそれがアイドルっぽいなと思って、ちょっとうれしかったです(笑)。

【的場】 「†ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド†」でもあったけど、あんなに長く、面白くおかしくやったのは初めて(笑)。

――その小芝居はセレブVS清掃員というユニークな設定でしたが、撮影はいかがでしたか?

【的場】うちの最年長の鶴見萌さんと、清水理子さんが迫真の演技で頑張ってくれたので(笑)、私たちはそれについていくのみ、という感じでした。2人の言い合いはアドリブなんですよ。

【根本】打ち合わせとかもしていなかったのに、本当にすごいよね!

【的場】あれ、3人ともセレブ役だっけ?

【桐乃】私は「セカチューさん」っていう、地球の被り物をした仲介役というか…(笑)。地球を背負って、ラジカセ持ってみんなを止めていて…。

最初に「被りものを被ります」と言われたときは本当にびっくりしましたね。初めて虹コンの MVに出ることができるのに、初っ端の登場シーンから被り物なんだ!って。でも、そのおかげですごく堂々とできたというか(笑)、守ってもらいました。最初に撮ったのがその小芝居のシーンだったんですけど、私が曲振りで「サマー!」と叫ぶのを、何テイクも撮らせてもらって。最初は、どう言ったらいいんだろう…と本当にわからなかったんです。

【根本】情報量が多いよね(笑)。

【桐乃】でもみなさんが「もっと明るくだよ!」とアドバイスをくれて、最後のほうは声がガラガラになっちゃっているんですけど、それも味かなと(笑)。

【根本】頑張りの証!(笑)

【桐乃】この撮影は一生記憶に残ると思います。

【根本】トラウマじゃないよね?大丈夫?

【桐乃】いい思い出です(笑)。

――新メンバーの桐乃さん、大塚さんがお披露目された4月のライブでもこの曲を初披露していますよね。新体制への反応はいかがでしたか?

【的場】これまでと比べるわけではないですけど、ファンの方に受け入れてもらえるスピードが早いなと思いました。入れ替わりを繰り返しているグループではあるけど、新メンバーはすごく久々だったので、私たちもどんな反応があるのかな?みたいな気持ちはあったんです。でもみんな、結構すんなり受け入れてくれて。

【根本】順応性が高いというか、アレルギーが出なかったよね(笑)。新メンバーも昔からいてくれているみたいに馴染みっぷりがすごくて、そこまで努力してくれた2人に感謝しています。

【桐乃】虹コンには7年という歴史があって、受け入れてもらえるか本当に不安でいろいろ考えてしまったんですけど、ステージに出たら本当にみなさんが温かくて。ライブ後もSNSで「おめでとう」「虹コンに入ってくれてありがとう」とコメントをくださったので、本当にうれしかったです。

――新メンバー加入から3ヶ月ほどが経ちますが、的場さんと根本さんから見た、桐乃さんへの印象を教えてください。

【桐乃】ドキドキ…(笑)。

【根本】まず美少女!

【的場】今回のMVをメンバーが初めて見たとき、最初に「みっふぃーの顔がいい!」とみんながずっと言っていて。

【根本】虹コンのことを全員オタクにしちゃったよね。

【的場】本当にみんな、みっふぃーがめっちゃ好きです。もともと別のグループにいたから、虹コンに入ってどうなるかが最初は想像がつかなかったんですけど、めちゃくちゃいい人で(笑)。優しくて、すごくしっかりしていますね。お披露目の日は1部と2部に分けてライブをやったんですけど、2部では冠番組の公開収録をしたんです。最初はおとなしめだと思っていたので、大丈夫かなと密かに心配していたんですけど、初っ端から「私、一発ギャグがほしいんですよ」って言い出して。

【根本】めちゃめちゃ慣れていたよね。もともとみっふぃーがいたグループがロック系のサウンドを歌っていたから、声がまっすぐでキレイなんです。今まで虹コンになかったエッセンスを持ってきてくれて、幅が広がるなと思いました。

【桐乃】ひゃ~うれしい! 今日ここにきてよかった(笑)。

――2017年に卒業し、今回再加入した大塚さんへの期待することはありますか?

【的場】ミーユは“THE虹コン”みたいな人物で、以前グループにいたときもミーユが虹コンの色を作ってくれていたと言っても過言ではなかったんです。だから私たちにとっては、懐かしみのある雰囲気がちょっと戻ったなと思いましたね。

【根本】本来、虹コンって面白おかしいグループなんですよ。昔は定期公演で青汁のCMのパロディや即興劇をやったり、オズの魔法使いをいきなり上演してお客さんを困らせたり、結構いろんなことをしてきて…(笑)。真面目なルートに行きはじめたときに、ちょっと寂しさを覚えている自分もいたんです。でもミーユが戻ってきてくれたことで、昔の公演のリバイバルをやってみようという案が出たり、新しく面白いことができそうなので楽しみですね。

――そんなユニークなグループに加入した桐乃さん、改めて今後の意気込みを聞かせてください!

【桐乃】虹コンに入って、「歌がすごくいいね」とファンの方にもメンバーにも言ってもらえて、びっくりしているんです。「こんなに褒められるような歌声ですか?」みたいに思っていたし、苦手意識があったけど、もっと頑張ろうとやる気を持てたし、ちょっと自信がついた部分もあって。7周年という虹コンにとって大事な年に、新しいメンバーが入ってきたことがプラスになるように頑張りたいなと思っています。

――そして7月からはツアーが、8月にはバンド形式でのライブが開催予定です。見どころを教えてください!

【根本】まず県外に出てライブをすることが久々なので、今までコロナ禍でも東京でライブをしてきた中で勇気を出して来てくれた方や、すごく気をつけて観に来てくれた方に対して、その勇気の恩返しをしたいです。ちゃんと会いに行って笑顔を届けるという原点回帰、アイドルの本質みたいなことを伝えられるツアーにしたいなと思っています。明るい気持ちを届けられるように頑張ります!

【桐乃】私は虹コンに入って初めてのツアーで、この12人で初めてやる曲もたくさんあるんです。レッスンも始まっていて、振りを覚えているところなんですけど、今までやりたかった曲や好きだなと思っていた曲をできるのがすごくうれしくて。きっと虹コンの新しい一面を見せられると思います。あと最終日のZepp DiverCityの公演はバンドセットなんですけど、私バンドセットだと、いつもに増してテンションが上がってしまうんです。

【的場】テンションが上がったみっふぃー、気になる(笑)。

【桐乃】大きい音を聞くと、うわ~!ってなっちゃうんですよね(笑)。すごく盛り上がっちゃうので、それを虹コンでできるのがすごくうれしくて。みなさんにも楽しみにしていてほしいです。

【根本】楽しんでいるみっふぃーが面白かったら、動画を回しておきます(笑)。

【的場】虹コンは去年、全国ツアーができなくなってしまって、やむを得ず無観客でライブをする状態がずっと続いていました。今回すっごく久々にツアーを回れるので、待っていてくれた方も本当にたくさんいらっしゃいますし、私たちも「待ってました!」という気持ちです。この前、メンバーとスタッフツアーのセットリストや演出面の打ち合わせをしたんですけど、完成したセトリを見て7周年だからこその見せ方だったり、ツアーのよさみたいなものを詰め込むことができたな〜と思ったんです。なので、いろんな邪念は捨てて…。

【桐乃】邪念?なんかあった?(笑)

【根本】気になる(笑)。

【的場】やっぱりね、時代が時代だから(笑)。すべてのこの邪念を捨てて、でも気をつけることには気を付けて、楽しみな気持ちだけ持ってきていただければ、あとは虹コンが何とかします!(笑)