女優の吉永小百合が30日、都内で行われた映画『いのちの停車場』チーム“まほろば”サンクスデーイベントに登壇した。

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 本作は、東京での緊急事態宣言が発令されている5月21日に封切りを迎えたが、主演の吉永は「緊急事態宣言で映画館が閉ざされてしまって、一体いつみなさまに見ていただけるかという不安な日々を過ごしました」と胸中を吐露。

 続けて「6月1日から東京でも見ていただけましたし、映画館に来るのが不安だという方もいらしたと思います。でも、最近、私世代の方からお手紙をいただいて『ワクチンの注射を2回して、2週間たってすぐに映画館にかけつけました』という内容でした。とてもとてもうれしかったです」とコロナ禍でも応援してくれるファンの存在に感謝していた。

 成島出監督は「公開を秋以降、来年以降に伸ばすという考えもありました。興行を考えると伸ばしたほうが良かったですが、いま見てもらおうと、一丸となって作った作品です。お金ではなく、心に残る作品を作ったという思いで公開させていただきました」と言葉を紡いだ。

 この日は、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、原作者の南杏子氏も出席した。

 本作は、今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点、尊厳死・安楽死などに向き合い、これらに携わる医師、患者、家族が織りなすヒューマンドラマが描かれる。救命救急医として勤務し、とある事情で実家に戻り、在宅医療を通して患者と向き合う白石咲和子を吉永、咲和子を追いかけてきた医大卒業生の野呂聖二を松坂、訪問看護師の星野麻世を広瀬、まほろば診療所の院長・仙川徹を西田が演じている。