主人公の女性が、年下で既婚の男性との恋愛にのめり込んでいく甘く切ない愛と官能の映画『シンプルな情熱』(7月2日公開)の本編抜粋映像が解禁された。

【動画】彼が家にやってくるまでの20分間を描写

 それは、自宅で論文を書く仕事をしていたエレーヌ(レティシア・ドッシュ)の携帯電話が、突然鳴るシーンから始まる。「元気か?」 聞き覚えのある声にドキッとするエレーヌ。「会えるか? 20分後だ いいね?」と言われ、「分かった 家にいるわ」と静かにやりとりを済ませる。

 ジルベール・ベコー「恋は素敵(C’est Merveilleux l’Amour)」の軽快なシャンソン音楽を背景に、家の中を小走りで移動。最高の自分で迎えるため、大急ぎで服を選び、メイクアップ! 散らかしていた服をタンスに押し込む…! そうしてひと段落し、今か今かと待ちわびたところで、恋焦がれるアレクサンドル(セルゲイ・ポルーニン)が現れるのだった。

 彼氏が突然、家に来られても困ることもあるだろうが、その時を待っていたのであれば話は別。恋愛中のドキドキ感を追体験できる、そんな本作の魅力が伝わってくる抜粋映像となっている。

 エレーヌを演じるのは、『若い女』(2017年)でリュミエール賞(フランス版ゴールデン・グローブ賞のようなもの)で有望女優賞を受賞したレティシア・ドッシュ。アレクサンドルを演じるのは、英国ロイヤル・バレエ団出身の異端のダンサー、セルゲイ・ポルーニン。

 レバノン出身のダニエル・アービッド監督が、女性ならではの視点で原作のスピリットを忠実に映画化することに成功。2020年カンヌ国際映画祭に公式選出され絶賛された作品。