住んでいるところも家庭環境も異なるが、苗字は“石橋さん”で、同じ「ユウ」という名前の小学5年生・10歳の息子を育てている、3人の母親を菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が演じる、映画『明日の食卓』(公開中)。5月28日より劇場にて上映が始まった本作が、きょう11日より、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」と「auスマートパスプレミアム」で最速配信される。

【動画】『明日の食卓』本予告

 全国の映画館での公開から2週間後というタイミングで、配信サービスに登場。大スクリーンでその世界観に没入し堪能するのもいいが、時間・場所を選ばずリビングなどで見られて、途中で一時停止したり、お気に入りのシーンを何度も見直すことができるのが配信サービスのメリット。本作の主人公たちのように、子育て中で映画館に行くこともままならない母親たちとっても便利な映画の鑑賞スタイルだ。

 本作は、第42回講談社児童文学新人賞を受賞した「十二歳」で作家デビューし、数々の受賞歴のある椰月美智子が2016年に発表した同名小説が原作。社会派エンタテインメントの旗手である瀬々敬久監督が実写映画化した。

 主演を務める菅野は、フリーライターで二人の息子を育てる留美子役に挑み、やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す母親を、タフな存在感と未来への希望をうかがわせる朗らかさを滲ませながら熱演。

 シングルマザーで大阪に暮らす加奈役を演じた高畑は、若くして母になり、パートの仕事を掛け持ちして働きづめの毎日ながら一人息子の成長だけが生きがいの愛情深く肝のすわった母親像をリアルに体現した。

 そして、年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見なに不自由なく幸せを手に入れているように見えるあすみ役を、尾野が丁寧に演じている。

 子を持つ親なら誰もが直面する問題をリアルに描いた本作。菅野・高畑・尾野らが各々のドラマを濃密に演じ、緊迫のクライマックスへと向かわせ、観る者に共感と問題意識を喚起しながらラストには希望の光を与えてくれる作品だ。

■配信作品ページ
https://www.telasa.jp/videos/184416