『インセプション』『TENET テネット』など数々の名作を世に送り出してきた世界的ヒットメーカー、クリストファー・ノーラン。彼の弟にして、共同で『ダークナイト』や『インターステラー』などの脚本も執筆し、ノーラン兄弟としてその成功をともに作り上げてきた、もう一人の天才ジョナサン・ノーランが製作を手掛ける究極のSFサスペンス超大作『レミニセンス』(原題「REMINISCENCE」)が、9月17日に日本で公開となる。主演は、『グレイテスト・ショーマン』(17年)や『Xメン』シリーズなど、数々のハリウッド超大作に出演し続け、日本でも圧倒的人気を誇る俳優ヒュー・ジャックマンだ。

【動画】映画『レミニセンス』US版予告映像解禁

 人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現。<膨大な記憶>×<再現される空間>によるトリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験をさせてくれる作品だ。

 監督は、HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の視聴数を超え、その圧倒的なクオリティの高さが全世界で強く支持されたドラマ『ウエストワールド』の脚本・製作総指揮を務めたリサ・ジョイ。本作で監督デビューを飾る。プロデューサーとして参加するジョナサン・ノーランは、『ウエストワールド』でリサとタッグを組んでおり、高評価を受けてきた作家夫婦の強力再タッグに、世界中から注目が集まっている。

 主演のヒュー・ジャックマンは、人の記憶に潜入(レミニセンス)し、その記憶を360度再現し、事件を解決する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックを演じる。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、『ウエストワールド』のタンディ・ニュートンら。

 また、US版予告映像も解禁され、本作の舞台が、海に沈み、水に支配された近未来の都市であることがわかる。ヒュー演じる主人公の記憶潜入エージェント、ニックはある日、警察から “失踪した女性・メイを探す“というミッションを引き受けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく物語の端々を見ることができる。映像から醸し出される空気感から、かつて原案を書き上げ、アカデミー賞脚本賞にノミネートするなど、ノーラン兄弟の名を一躍世界に知らしめた『メメント』のように、複数の時間軸を同時進行でみせるジョナサン・ノーランらしい、観るものを欺(あざむ)く手腕を期待せずにはいられない。

 米ロサンゼルスで今月2日(現地時間)に開催されたトレイラーデビューイベントでヒューは「今こそ映画業界は、観客にエンターテイメントを届けるだけではなく、作品を通して人々のハートを開き、考えさせ、元気付けることができると思うんだ。『レミニセンス』には、さまざまな国の人々が制作に携わっているし、題材も普遍的な内容だ。とても独創的で新しい作品だし、僕は直感的に、この映画は世界中の皆が共感できる作品だと感じているんだ」と話し、久しぶりの劇場公開作品への期待感をあらわにした。

 監督のリサは「未来は遠くありません。未来は今ここに存在し、私たちが行動することによって、瞬く間に形成されているのですから。ストーリーの中には、まるで未来を予言したのではないかと思われるかもしれません。私にとってSFの世界は、”今現代に起こる出来事の大いなる比喩”だと思うんです」と、コメントしている。今年最注目のSFサスペンス超大作『レミニセンス』の続報を待ちたい。