俳優・玉木宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜、後9:00)。きょう3日放送の第8話では、裏切りのラストバトルが開幕する。

【写真】覚悟の表情を見せる玉木宏

 脚本家・武藤将吾氏によるオリジナルストーリーをもとに、桜の代紋を掲げる警視庁の頂点=警視総監の座をめぐる激しい出世バトルを描く同作。第7話では、主人公・上條漣(玉木宏)が新派閥「改革派」の仲間たちと共に、次期警視総監の座を手に入れるために暗躍する副総監・千堂大善(椎名桔平)をあと一歩のところまで追い詰めるも、手痛い返り討ちに。その直後に“まさかの急展開”が発生。ラストシーンで、漣の父親代わりだった元警察官・刈谷銀次郎(橋本じゅん)が千堂をナイフで襲撃する衝撃のラストとなった。

 第8話では一命を取り留めた千堂から疑惑の目を注がれるも、千堂を襲わせたのは自分ではないと言い切る漣。そもそも漣はこの5年間、刈谷を遠ざけており、その理由のひとつが意外な人物のつながりだったことも判明。そんな中、刈谷が残した証拠を掴んだ漣は、この5年間に起こったさまざまな事件を操っていた真の黒幕の正体を確信する。

 警視総監・矢上(尾美としのり)と蜜月関係にある「千堂派」の千堂、現在やや劣勢な「改革派」の後見人である内閣情報官・権堂秀夫(吉田鋼太郎)、そして5年前の不正経理発覚で鳴りを潜めていた「東大派」の警備局長・吉永晴樹(光石研)。警視総監の座を狙い続ける3人のうち1人がとうとう失脚することに。一体誰が足元をすくわれるのか。一瞬たりとも気が抜けない派閥争いとなる。

 さらに、恋愛模様にも波乱の新展開が。千堂の娘でもある漣の妻・優愛(仲里依紗)が、離婚届を突き付ける。結婚して5年、漣を心から愛し、支え続けてきた優愛。そこには、漣が書き溜めていた黒い革の手帖の存在が。そして、漣の幼なじみである警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)の恋にも危険信号が。現在は、元直属の部下だった刑事・富樫遊馬(岡田健史)と付き合っている爽。漣たち「改革派」に協力して千堂に反旗を翻した富樫も、最終的には爽を守るため「千堂派」に屈するなど、愛を貫いてきたが…。富樫の胸中は複雑で、爽の心はやはり漣にあるのではないか…と、じわじわ募らせていた嫉妬心がついに第8話で爆発。5年の歳月をかけ、婚約寸前というところまで関係を築き上げた爽と富樫は破局してしまうのか。