歌手・松田聖子が1984年にリリースした17枚目シングル「時間の国のアリス」を最新アレンジでセルフカバーした「時間の国のアリス 〜Alice in the world of time〜」が、きょう2日に配信リリース。初制作された同曲のミュージックビデオ(MV)も公開された。

【動画】松田聖子、1人8役のSeikoバンドに扮した「時間の国のアリス」MV

 4月に配信リリースした代表曲のセルフカバー「青い珊瑚礁〜Blue Lagoon〜」のMVでは40年ぶりとなる“聖子ちゃんカット”を披露し、4日間で100万再生を突破する大きな反響を呼んだ。

 今回セルフカバーしたのは、作詞・松本隆氏、作曲・呉田軽穂(松任谷由実)、編曲・大村雅朗という“松田聖子史”を語るうえで欠かせない3人がタッグを組み、37年前にリリースした「時間の国のアリス」。コンサートではファンタジックな松田聖子ワールドを彩る人気曲の一つとなっている。

 リアレンジ版では80年代を彷彿とさせる懐かしい音色を散りばめながらも、遊び心のあるシンセやコーラスワーク、ギターソロなど、オリジナルとの違いを随所に楽しめるアレンジが施されている。

 松田は「アリスは私にとって青春時代であるキラキラした80年代の楽曲なので、その年代を思い出すことができる、ドキドキワクワクするような仕上がりになったらいいなと思いました。80年代からずっとアリスを聴いてくださっている方にも、初めてお聴きになる方にも、この楽曲の素晴らしさを感じていただけたらうれしいです」と語る。

 当時はミュージックビデオを制作していなかった時代とあり、初制作されたMVでは80年代の空気感は残しつつ、「ファンタジックな歌詞や楽曲世界を楽しめる作品にしたい」とのコンセプトで、松田が主演/監督を務めた。

 見どころは、バンドに扮した5人の松田聖子が横並びで演奏し、コーラス隊3人も含めて1人8役に。演奏シーンの撮影に向けては、歌唱とダンスに加えて、ギター、ベース、キーボード、ドラムとすべての楽器の練習を積み重ねたうえで撮影に臨んだ。スタイリングとヘアメイクは、Seikoバンド各楽器のキャラクターに合わせたカラーコントラストで彩られ、細部に至るまで本人こだわりのディレクションが反映されている。